謎の引き落としに不正利用…クレカの明細チェックで防がれた危機
クレジットカードの明細をチェックしている人は半数以上。「きちんと確認したことによって防がれた」出費や危険とは…。
過去の調査で、79.9%の人が「持っている」と答えたクレジットカード。
便利な1枚だが、クレジットカードの明細が届いても、中を確認せずに請求額だけ見てスルー…なんて人も多いのでは。
■明細、チェックしてる?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,342名を対象に「クレジットカードの明細」について調査したところ、全体の57.1%の人が「きちんとチェックしている」と回答。
クレジットカードを持っていなかったり、ほとんど使っていない人も含まれているため、かなりの人が確認しているようだ。
年齢が上がるごとに明細チェック率が上がっており、お金に対する関心が高まっているのがわかる。一方で20代男性は4割を切るなど、若い人は「まあいいか」と済ませてしまっている人も多そうだ。
しかし、このチェックをしたおかげで、「助かった!」経験をした人も。
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■「あの時、チェックしていなかったら…」
「明細の中に、サービスを解約したはずの会社から請求が。なんだろう? と思い、問い合わせたところ、一部が解約できていなかったようで。まとめて解約されているものだとばっかり思ってました。
対応も微妙で…少額ですが、イラッとしましたね」(20代・男性)
「普段はあまり明細を見ていなかったのですが、ふと内容を確認してみたんです。そうしたら、回線が重くてなかなか買えなかった航空券が、2重で請求されていて。
慌てて連絡を入れて、キャンセル処理をしてもらいました。確認して本当に良かった」(30代・女性)
「海外から、謎の引き落としがされていて。クレジット会社に問い合わせたところ、『月額使用料で、毎月このカードから引き落とすことになっている』と。全く身に覚えがないので、その場で決済の停止と、カードの再発行をしてもらいました。
額は数千円だったので、海外からじゃなかったら見落としていたかもしれません」(40代・女性)
請求が高額ではないだけに、合計金額だけ見ていたら見落としてしまいそうな話ばかり。普段は中身まで確認してない…という人も、一度チェックしてみては。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代男女1342名(有効回答数)