満員電車に乗ってまで働く人の意味がわからない? 年代や地域で実態が明らかに

通勤する際につらい満員電車。それを理由に働きたくないといの声もあるが、はたしてその実態とは…

(ThaiBW/iStock/Thinkstock)

朝の通勤や夕方の帰宅ラッシュでは満員電車はつきものだ。ぎゅうぎゅうに押し込まれる電車内で「こんな思いをするくらいなら働きたくない」と嘆いたことがある人もいるかもしれない。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名に「働き方」について調査したところ、31.9%が「満員電車に乗ってまで働きたくない」と回答した。


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■若者ほど満員電車に不満アリ

若い世代ほど満員電車に対して不満をもっているようだ。インターネットを通じて仕事ができる昨今、通勤に体力や時間をかけて、肝心の仕事に支障が出てしまっては元も子もないという考えなのかも。

また、比較的に男性のほうが満員電車に嫌気が差していることも明らかに。やはり、実際に働いている当人には、毎朝の満員電車のつらさは見に染みているだろう。


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■首都圏は満員電車を受け入れている?

地域別に比較すると、北海道がもっとも満員電車に抵抗があることが明らかに。

広い大地であり、車を使うことが多々ある北海道だが、移動時間やストレスなどに対して意識が高いのかもしれない。

また、首都圏は3割程度。やはり首都圏に住んでいる以上、満員電車に乗ることを受け入れているのだろう。


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■既婚者は満員電車を受け入れてる?

結婚している人の4人に1人が満員電車に抵抗があるよう。しかし、結婚していない人とは13ポイントも差がある。

やはり、「家族のために生きる」と満員電車も仕方がないように考えているのかもしれない。もしくは、満員電車にも乗る覚悟がないと「家庭がもてない!」と思っているのかも。


満員電車をわざわざ好んで乗る人はいないだろう。通勤がつらいという人は、自らの働き方を一度見直してみるのが良いかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・シマウマ姉さん

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:20~60代男女1342名(有効回答数)

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