広末涼子「高知県民の『人好きなところ』が女優としても支えに」
高知県出身の女優・広末涼子を支えた「ふるさと高知の魅力」とは
■水遊びは「川」で
−子供の頃は、どんな遊びをしていましたか?
広末:川遊びは、よくしていました。都会の人は川遊びって聞くと、首をかしげるかもしれませんが、高知の海は太平洋で波が高いから、水遊びは川でするんです。今でも夏休みに帰ってくると、仁淀川の上流でバーベキューをしたりします。
自分に家族ができてから、若い頃よりも帰ってくる機会が増えました。
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■高知県民の「人好き」な部分が女優としても力に
−高知出身であることは支えになっている?
広末:南国土佐はあったかい地域だからか、県民にも楽観的なポジティブ力がすごくあると思うんです。あと、お酒を飲む文化のせいか、「おきゃく」とかウェルカム精神も強い。
高知に帰ったとき、友達が「おいしいラーメン食べに行こう!」って誘ってくれて、須崎市にある鍋焼きラーメン発祥の店まで行ったんです。「ラーメン食べにわざわざ高速に乗って行くの!?」って思ったんですけど、食べたらすっごくおいしくて。
こういう「人を喜ばせよう」というおもてなしの精神が高知県民の中には根づいているんじゃないかな。だから、東京で女優のお仕事をしていても「人が好き」な部分が活きてるな、って思います。高知県で生まれ育っていなかったら、女優というお仕事を続けていられなかったかも、と。
高知愛があふれる広末さん、女優としてさらなる活躍も期待したい。
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(寄稿/高知県情報サイト『高知家の◯◯』)