性犯罪被害は「#8103」で警察に電話相談 全国共通ダイヤル「ハートさん」

被害者が相談しやすい環境を整えようと、運用が始まった「#8103」だが、ネットでは語呂合わせが話題に

2017/08/03 16:00

悩む女性
(liza5450/iStock/Thinkstock)

これまで、各都道府県警で別々の番号が設けられていた「性犯罪被害の相談窓口」だが、警視庁は被害者がより相談しやすい環境を整えるため、3日より全国共通の短縮ダイヤルの運用を開始した。



 

■性犯罪被害相談窓口「#8103」ハートさん

3日より運用された全国共通の性犯罪被害相談窓口の短縮ダイヤルは「#8103」で、語呂合わせは「ハートさん」。こちらの番号に連絡すると、各都道府県警の相談窓口へと繋がる。

全国共通の短縮ダイヤルを設けることで、「電話相談」の認知度の向上と、相談者がアクセスしやすくなることで、性犯罪の潜在化の抑止をはかるねらいがあるとみられる。


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■性感染症の検査や緊急避妊の医療費補助も

被害直後に、すぐさま警察へ連絡し、テキパキと行動できる人は、そうはいない。しかしながら、被害状況によっては、なるべく早い段階で医療機関を受診することが必要な場合も。

「#8103」で警察に、まずは「病院に行きたい」ことを相談すると、被害者に代わって医師へ事情説明を行ってくれたり、性感染症の検査(複数回の受診が必要)や、緊急避妊などの医療費補助が受けられる場合もある。

また、事情聴取などの被害者の対応ににあたる女性警官も、増員しているとのこと。自分自身の体や未来を守るという意味でも、ひとりで悩まず「#8103」や誰か信頼できる人に相談してみよう。

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■ネットでは語呂合わせに違和感も…?
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