福士蒼汰『愛ある』はなぜこんなにイライラする? 脚本に詳しい人に聞いた

ホラーテイストなサスペンスとして注目を集める福士蒼汰主演ドラマ『愛してたって、秘密はある』。遅々としたストーリー展開がさすがにしんどくなる視聴者も…。

2017/08/07 16:30

愛ある
(画像はYouTubeのスクリーンショット)

福士蒼汰と川口春奈が婚約者役を演じ、話題のドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)。

当サイトでも毎週深掘りレビューを行っている本作は、夜遅くに観るには少し怖いホラーなストーリーが特徴で、ツイッター上でもそれなりに反響が確認できる。

しかし、一方で「イライラする」という声もここに来てチラホラ。毎話視聴している記者としては個人的に頷けるところだが、なぜそう感じてしまうのか。物語が折り返し地点を迎えつつある今、真面目に考えてみたい。



 

■第四話はこんな感じ

考察の前に、6日に放送された第四話を振り返っておこう。主人公・奥森黎(福士蒼汰)の母親・晶子(鈴木保奈美)が何者かに背中を押され、階段から落ち意識不明になってしまったのが前回まで。

黎が病院に急いで行くと、晶子は別に死んでいたわけではなく、頭を切って縫っただけでピンピンしていた。「足を滑らせた」と言う晶子に対し、黎は自分や周囲の人たちに危険が及んでいることを感じる。

その後、爽(川口春奈)は母親の茜(岡江久美子)から花火大会のチケットをもらう。爽は黎と行けることを喜ぶが、黎には花火に強いトラウマが。昔、父親を撲殺した日に花火大会が行われていたからだ。

花火大会当日。浴衣で先に待ち合わせ場所に着いていた爽に対し、直前まで自宅で行くか悩む黎。しかし、そのとき差出人不明のメールが届く。それには浴衣姿の爽の写真が添付されていた。爽の身の危険を感じ、現場へ急ぐ黎。しかし、実際に着いてみると爽は元気でピンピンしていた。

その後、爽のもとに花火大会の日に落とした髪飾りと、黎の父親の名前が入ったトロフィーが届く。撲殺の際に黎が使ったものらしい。また、奥森家の戸籍謄本を爽の自宅に届けたのが、元教え子の女子高生・果凛(吉川愛)だとわかる。


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■脚本に詳しい人に話を聞いた

ざっくりまとめると、母親も彼女もピンピンしていて、これまでと同じく差出人不明のメールが届いた第四話。ツイッター上では「イライラした」という声も確認できるが、それはどんな原因があってのことだろうか。

しらべぇドラマ班は過去にもインタビューに協力してくれた人物に分析してもらった。

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①ストーリーがなかなか進まない
芸能川口春奈ドラマ福士蒼汰好きな人がいること愛ある桑村さや香恋仲愛してたって、秘密はある
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