雷オジさんだけど! 子供を叱ってくれた他人の感動行動

世の中には子供のためを思って叱ってくれる人もまだいるようだ。

2017/08/10 06:30

(yongtick/iStock/Thinkstock)

昨今は、モンスターペアレントなどの言葉も生まれるなど、教師や他人が子供を叱ると、逆ギレをする親が増えてきている。

だが子供の安全やマナーを育むためには、人の子といえどダメなことをしている時には注意をしてくれる大人が必要なのかもしれない。

しらべぇ取材班は、子供のいる女性に「我が子を叱ってくれた他人の感動行動」を聞いてみた。



 

①子供の安全を思って叱ってくれる

「幼稚園児の息子が友達と空き地でかくれんぼをしている時に、すごい剣幕で子供を怒ってきたオジさん。『うるさい』と、文句を言っているのかと思いました。


しかし謝罪しようと慌てて行ったら、どうやら息子が不法投棄された小さい冷蔵庫の中に入って、自分で扉を閉めて、隠れようとしていたらしく…。


オジさんは『こんなところに入ったら呼吸もできないし、自分ひとりで出られなくなったらどうする!』と危険性を感じて、子供のために叱ってくれていて。


本当にその通りで、『息子がいない!』と大騒ぎになったり、周りが気づかぬままずっと入っていたら酸欠になっていた可能性も…見て見ぬふりをしなかったオジさんに感謝でした」(女性・36歳)


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②叱って反省したらフォローをしてくれる

「近所に大きな犬を飼っているお宅があり、娘がいつも興味を示していたんですが、ある日お友達と裏庭から勝手に入り込んで、犬を見ようとしてしまったらしく…。


そこに住んでいるオジさんにこっぴどく叱られて泣いて帰ってきて、当然悪いのは娘なので、菓子折りを持ってすぐに娘とともに謝罪に行きました。


玄関口でお詫びしたら、『入りなさい』と家に上げてくれ、娘を犬と対面させてくれて『こうやってちゃんと玄関からピンポンして来たらいつでも遊ばせてあげるよ』と。


昔ながらの、ただ叱るだけじゃなくて、こうやってフォローしてくれるオジさんって、子供の成長のためにも地域には絶対必要だよな…と感動しましたね」(女性・33歳)


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▪️他人は叱りづらい世の中になった?

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,344名を対象に調査を実施。「外で知らない人や他人の子に注意することがある」と回答したのは、およそ2割と少ない結果に。


かつては「子供は地域で育てる」という風習があったが、今では他人の子供は叱りづらい雰囲気になり、危ないことやダメなことをしていても見て見ぬふりをしてしまいがちだ。

しかし大人の責任として、子供がいけないことをしていたら、しっかりと教えてあげることも大事なのかもしれない。

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(取材・文/しらべぇ編集部・オレンジおっかさん

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年3月24日~2017年3月26日
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)

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