今年で2度目の「山の日」デキるビジネスマンは山が好き!?

海が好きな人も多いが、山を好きな人も。山菜やキノコなど、海とは違う味覚も魅力

2017/08/11 06:30

(T-Tadanobu/iStock/Thinkstock)

8月11日は、2016年にできた国民の祝日「山の日」。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨とされているが、まだまだ馴染みの浅い祝日といったところだろうか。

先般「海が好きか」を調査した結果、「海が好きな人」は61.0%。では「山」はどうか? しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,343名を対象に「山が好き」か、意識調査を実施した。


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■山も負けてない

全体では「大好き」11.4%と「まあまあ好き」46.5%で「山が好きな人」が57.9%、「あまり好きではない」29.0%と「嫌い」13.0%で「好きではない人」が42.1%。「海が好き」には3ポイントほど下回るが、海と同じくらい「山が好き」という人が。

男女別に見ると

「大好き」「まあまあ好き」と回答した「山が好きな人」の割合は、男性が62.4%に対し、女性は53.4%と男性が9ポイント上回った。

海は僅差で女性が、山は少し開いて男性が支持しているという結果に。

物事への達成度やビジネスの到達点について、よく「5合目くらい」「8合目あたり」と山のような例え方をするため、「山が好きな人」の年収別データを見てみると

最も「山好き」が多いのは「500万~700万円未満」の74.7%。

それ以上は少し割合が減るものの、年収500万円未満とはかなり差がついており、「300万円未満」と「500万~700万円未満」では20ポイント以上、「1000万円以上」とも15ポイント近く開いている。

達成にこだわる年収の高い人は、到達点が明確な山に惹かれる傾向があるのかも。


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■山には美味しいものと

実際に「山が大好き」という人に、話を聞いた。

「泳げないわけじゃないんですが、きれいな海でも底がどこまであるのかわからないところとか、波でいつの間にか持っていかれる感じが、本能的に怖い気持ちがあります。山は少なくとも、自分の足元ははっきりしているし、よほど道を外れたり、滑落したりしない限りは“いつの間に違う場所に…”とか、ないですからね。


木々の間を飛び交う鳥や虫、小動物を見ると和むし、秋には近くまで行かなくても、美しい紅葉が山を彩るのが見られるのもいい。山によって、春は山桜で白というか、薄紅色になるのも素敵ですよね」(30代・女性)


「山育ちなんで、山菜とかキノコとか、採りまくっていました。それにヤマモモやアケビなんかを見つけると、すごくテンション上がるんですよ。沢では沢蟹なんかも獲れて、きれいな水のある山には、ごちそうがたくさんあります。


それに男の子なら、都会の子もいろいろ場所を見つけるんでしょうけど、秘密基地。山だったら、見つけ放題・作り放題でした。(笑)今は昔ほど自由には入れない場所も増えているんだろうけど、それでも山は遊び場として最高だと思いますね」(50代・男性)


それぞれに危険な側面もあるが、海に多くの恵みがあるように、山にもまたたくさんの恵みがある。

多くの山が開かれているこの季節、しっかり遊び尽くしてみては。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1343名(有効回答数)

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