こだわるとキリがない? キャンプは意外と贅沢な遊びと感じる人も

アウトドアブームで人気のキャンプ。手軽に楽しめる施設も多いが、道具をそろえ始めると…

2017/08/12 22:00

(kazuya_k/iStock/Thinkstock)

ホテルや旅館・ペンションなどに宿泊するのとは、別のワクワク感を味わうこともできるキャンプ。

アウトドアブームもあり、BBQなどと並んで昨今は人気も高まっている声もよく聞くが、多くの人はどう感じているのだろうか?

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,343名を対象に「キャンプが好き」か、意識調査を実施した。


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■平均年収が分岐点か

全体では「大好き」7.4%と「まあまあ好き」33.5%で「キャンプが好きな人」は40.9%、「あまり好きではない」37.2%と「嫌い」22.0%で「好きではない人」が59.1%。ほぼ4:6で「好きではない」派が多い結果に。

男女別に見ると

「大好き」「まあまあ好き」と回答した「キャンプが好きな人」の割合は、男性が49.5%に対し、女性は32.2%と男性が17ポイントほど上回った。

トイレなどの水回りのことを考えると、女性は設備の整った場所の方が過ごしやすい点も大きいのかも。

また、キャンプで使用するテントや道具は購入しようとすると、ちょっとした値段だったり、数年前から人気が高いキャンピングカーに至っては、設備にもよるがかなり高額だったりもする。

そこで、年収別データを見てみると

年収500万円を境に、半数以上と未満に分かれた。

ちなみに「500万~700万円未満」をピークに下がっているように見えるが、「大好き」と回答したのが最も多いのは「1000万円以上」の19.0%。

高年収ほど、ハマり込みやすい趣味のひとつといえそうだ。


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■こだわるとキリがない

実際に「キャンプが大好き」という人に、話を聞いた。

「父親がアウトドア好きなので、子供の頃は家族でよくキャンプに行っていました。大きくなってからは、ちょっと遠ざかっていましたが、最近になってハマっています。火の起こし方とか、飯盒の使い方とか、意外と憶えているんですよねぇ。


たまに父とも行くのですが、ちょっとした親孝行になっているかな。(笑)友達では、父親と一緒にゴルフに行ってパパ孝行している子もいるんで、それとはかなり違う印象だけど、思い出話も出やすいので“いいな”って思っています」(20代・女性)


「興味はあったんですが、本格的にやるようになったのは3年前くらい。道具をそろえ始めてから、俄然楽しくなってきた感じです。使う場所や条件もあるけど、キャンプ用品って本当にピンからキリまでのアイテムが多いと思います。


詳しい人やお店の人に聞きながら、『これはケチっちゃダメ』とかっていうのもあるし。海外製品のほか、国内でも質の高い商品を作っているブランドもあるので、こだわり出すと本当にキリがないんですよ。


『テントに泊まるなら、宿泊費がかからないね』と言われることもありますが、よく考えると結構贅沢な趣味になっちゃってますね」(30代・男性)


もちろん、頻度が少ないなら、ある程度の道具は貸してくれるキャンプ場やレンタルの活用で、充分手軽な価格でも楽しめる。

レジャーとしての面だけでなく、非日常を体験できる点でも、キャンプはオススメといえそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1343名(有効回答数)

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