責任感なさすぎ… 非常識教師のありえない退職方法とは…

実直さが求められる教師だが、周りが呆れるような辞め方をする人も…。

2017/08/13 05:00


学校・教室

教師といえば、実直さや責任感が求められる職業のひとつだろう。だが中には、保護者や生徒が唖然とするような辞め方をする人もいるらしい。しらべぇ取材班は、人々に「教師のありえない退職方法」を調査してみた。



①学校を欠勤したまま退職

「今年4月に小学生の娘の担任になった若い先生が、5月末に『インフルエンザで』と休んでから学校に来ず、ずっと臨時の先生が代行していたんですが…。


そのまま生徒に挨拶することもなく、退職メールだけを送ってきて辞めたらしく、夏休み明けの9月から担任が変わることになりました。子供たちも落ち着かなくて可哀想だし、こんな責任感のない人が教師になるなんて、時代も変わったな…と呆れますね」(女性・36歳)


関連記事:東雲うみ、撮影で着た「人生で一番小さい水着」に困惑してしまう

②辞める原因になった生徒を名指し

「小学校三年生の時だったんですが、同級生に問題児がいました。多分、今でいう発達障害の子だったと思うんですが、当時はまだそんなことも認知されていない時代。


担任の先生は、僕たち生徒から見ても精神的にまいっているのがわかるくらいで、学年の半ばに体調を壊して、辞職されることになりました。


最後の授業で挨拶する時に、その問題児を名指しして『私はあなたのせいで辞めるんですよ!』と、涙ながらに責めていて。辛かったとはいえ、先生としては失格ですよね…」(男性・30歳)


関連記事:『バイキング』坂上忍、教員の懲戒処分の甘さに苦言 「納得する人いない」

■教師の引き継ぎは必須?

ちなみにしらべぇ取材班が、全国20〜60代有職者の男女674名に「退職時について」の調査を実施したところ、「仕事は引き継ぎをしてから辞めるべき」と答えたの人は、全体で49.5%という結果に。

また年代別でみると、若い世代になるにつれ「引き継ぎは必要なし!」と思っている傾向が強いことが明らかになった。

仕事の引き継ぎ性年代別グラフ

これから若い先生がどんどん世に出てくると、引き継ぎもせずに辞めてしまう恐れもあるのかもしれない。だが教師は、生徒の心身状態や家庭環境、友人関係など、さまざまなことを把握していなければ、大きな問題につながってしまうことも…。

生徒が元気に過ごせるためにも、どのような理由であれ、辞める際にはきちんと責任感を持って後任の先生に引き継ぎをしてほしいものだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代有職者の男女674名 (有効回答数)
学校教師退職
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング