月9『コード・ブルー』流産に麻痺も…冷酷展開に「重すぎる」の声も

月9『コード・ブルー』第五話に「さすがに重すぎる」という声も。でも、これが作品の魅力?

2017/08/15 16:30


 

■天才ピアノ少女には麻痺が

主要キャラの流産という、なんとも切ない展開。しかし、この日の放送では終盤にもうひとつ、大きな山が残されていた。それは、天野奏(田鍋梨々花)の緊急オペの結果だ。

彼女は将来を宿望された天才ピアノ少女だったが、脳に腫瘍ができてしまい、後遺症が残ることを心配してずっと手術に踏み切れていなかったのだ。

藍沢耕作(山下智久)が人一倍、感情移入していた患者の手術だったが、運命は冷酷だった。術後に彼女が手を伸ばすと、その両手は小刻みに震えた。


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■重すぎる? これくらいがいい?

同じ回で流産と麻痺という、あまりに夢のない展開に、ツイッター上では「さすがに重い」などの声も目立っている。

しかし、一方ではこのシリアスさこそ『コード・ブルー』の魅力であると感じる人も少なくないよう。

また、夢を抱かせすぎず、厳しい医療現場をあくまで現実的に描くその姿勢を評価する人も。

https://twitter.com/Sherry_sakiii/status/897102420290949120



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■重い作品は敬遠されがち?

「月曜からやらなくてもいいんじゃないの?」という指摘に納得できる部分がありつつも、ドラマの制作姿勢という点では、やはり本作は評価すべきだろう。

というのもこのご時世、重いテイストで視聴率を獲得することは、とても難しくなっているからだ。

重いドラマグラフ1

実際、しらべぇ編集部が過去に行なった調査でも、「重いドラマは観たくない」と答えた人は全体の3分の1に及んでいた。


医療の現場を、夢物語ではなくあくまで現実的に描く。そんな本作品の制作姿勢は、他のドラマも学ぶところがあるのではないか。

《これまでに配信した『コード・ブルー』記事一覧はこちら

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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤 イラスト/ミキシマ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20~60代の男女1336名(有効回答数)

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