インスタグラマーはお化け屋敷ですら撮影? 苦手な人は医務室搬送も

お化け屋敷は一年中あるけど、ホラーイベントなどと合わせて盛り上がるのは夏

2017/08/18 11:00


(kumikomini/iStock/Thinkstock)

夏になると話題に上がる肝試しや怪談遊園地では一年中あるものの、お化け屋敷もまた夏らしいアトラクションと感じる人も多いようで、夏限定のホラーイベントと合わせて紹介しているケースも少なくない。

季節を問わず「お化け屋敷、ムリ! 絶対ダメ!!」という、断固拒否の人が多そうだが、逆に「お化け屋敷が好き!」という人もいるはず。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,343名を対象に「お化け屋敷が好きか」意識調査を実施した。



■お化け屋敷でも撮影するの!?

全体では「大好き」6.0%と「まあまあ好き」21.1%で、「お化け屋敷が好きな人」はやはり少数派で27.0%。「あまり好きではない」36.7%と「嫌い」36.3%で「好きではない人」が73.0%という結果に。

男女別に見ると

「大好き」「まあまあ好き」と回答した「お化け屋敷が好きな人」の割合は、男性が33.9%に対し、女性は20.2%とかなり男性が高め。

「怖がる女性をエスコートして、男らしいところを見せたい」と下心を持つ男性もいそうだが、断固拒否な女性をムリヤリ連れて行っても、マイナスポイントしかつかなそう。


また、「お化け屋敷が好き」な人の多い特徴を見てみると

最も多いのは「霊感がある」で、唯一の半数超え。以前の調査で「墓参りが苦手」も過半数というのと合わせて考えると、“本物とは出会いたくないけど、作り物ならOK!”ということなのだろうか。

続いて、2ちゃんねらーとニコ動ユーザーが並ぶが、次いで多いのが「インスタグラムを使っている」。

お化け屋敷ですら、インスタアップのための撮影対象にするのだとすれば、かなりのツワモノ。怖がっている表情も、事前に計算し尽くしたアングルで冷静に撮影していそうだ。


関連記事:パンサー・菅良太郎、お化け屋敷NGだった 「意外すぎる」の声続出

■耐性がつきすぎて

実際に「お化け屋敷が大好き」な人、「大嫌い」な人、両方に話を聞いた。

<大好き>

「子供の頃から“怖いもの見たさ”的なものに好奇心が強くて、お化け屋敷だけでなく、ホラー映画も大好きです。日本人だからというのもあるけど、ゾンビやドラキュラといった海外系のものよりも、日本の幽霊や怪物の方がより怖さを感じていいですね。


ただ自分の耐性が高いせいか、かなり怖いものでも『あれくらいなら大丈夫だよ』とか言っているうちに、一緒に行ってくれる友達が激減していて…この手のモノが好きな人の集まるサークルを物色中です」(20代・男性)


<大嫌い>

「怪談もダメだし、ホラー映画もダメ、もちろんお化け屋敷なんて絶対ムリ! 大丈夫なのは、ディズニーランドの『ホーンテッドマンション』とか、あのあたりが限界です。


以前ムリヤリ連れて行かれて、乗り物タイプだったのでずーっと目をつぶっていたのですが、音や気配だけでも本当にダメで悲鳴を上げ続け、出口ではグッタリして降りられず…一緒にいた友達と係員の人に抱えられて、そのまま医務室に運ばれました。


園の人にも『無理強いするのは…』と注意されたようで、友達も謝ってくれましたけど、おもしろがってそういうことするのは本当に止めてほしいです」(30代・女性)


お化け屋敷が好きな人の基準で、苦手な人を巻き込むと大騒ぎになるのは間違いなさそう。くれぐれも「好きな人だけ」で楽しもう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1343名(有効回答数)
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