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巨人・山口俊容疑者が書類送検 「なぜ投手と報道?」「稲垣メンバーを彷彿」の声も

読売巨人軍の山口俊投手が、傷害・器物損壊の容疑で書類送検。その報道に疑問の声も。

スポーツ

東京ドーム

(ArtwayPics/iStock/Thinkstock)

警視庁・目黒署は、18日、プロ野球・読売巨人軍投手の山口俊容疑者(30)を傷害・器物損壊の容疑で書類送検した。

山口容疑者は、7月11日未明、東京・目黒区の病院を訪れた際、酒に酔って警備員に暴行。全治2週間の怪我を負わせ、また施設の扉を壊すなどした疑いだ。

なお巨人軍は、19日に出場選手登録を抹消している。

 

■「容疑者でなく『投手』」という報道に疑問の声

この事件で思わぬ波紋を拡げているのは、山口容疑者の「呼称」についてだ。

一般的に、逮捕・書類送検〜起訴までは「容疑者」、起訴〜判決確定までは「被告」とされるが、新聞・テレビなど大手メディアは「巨人・山口俊投手を書類送検」と報道。

「容疑者」ではなく、職業の「投手」という肩書きで報じられることに、ネットでは疑問の声が目立つ。

「職業が読売巨人軍で、容疑者じゃなくて投手になるんやね。稲垣メンバー的なやつかな」

 

「山口俊投手じゃないだろうよ、山口俊容疑者だろうよ」

 

「どすこいの世間体の呼び名がどのタイミングで投手から容疑者になるのか」

 

「巨人とかつけないでほしい あと投手じゃなくて容疑者だから」

 

■「稲垣メンバー」とは?

コメントで散見される「稲垣メンバー」とは、元SMAPの稲垣吾郎が2001年に道路交通法違反と公務執行妨害で逮捕された際、マスコミが用いた呼称。

耳慣れない言葉だけに、世間では「影響力が強いジャニーズ事務所への忖度ではないか」と受け止められた。

突然引き合いに出された稲垣にはいい迷惑だろうが、今回の事件も、巨人軍が読売新聞の子会社であることなどから忖度されているのではないか…とネットユーザーたちは疑っているのだ。

 

■弁護士の見解は…

佐藤大和弁護士

しかし、実際はどうなのだろうか? しらべぇ取材班は、レイ法律事務所・代表弁護士の佐藤大和先生に、今回の事件とマスコミ報道について見解を聞いた。

佐藤弁護士:マスコミは、基本的には、逮捕から起訴までの間を「容疑者」としているようですね。もっとも、一般人の場合、逮捕されておらず書類送検でも「容疑者」として報道する場合も多くあります。たとえば、今月8日にひき逃げの容疑で書類送検された市役所の職員は、「実名+容疑者」で報じられています。

 

しかしながら、タレントやスポーツ選手などの場合、過去の報道傾向からすると、犯罪内容や事務所との関係などを考慮したうえで、「身内配慮」のようなものをし、「容疑者」として報道しない場合もあるように思われます。

 

そのため、今回の山口投手の場合、逮捕されていないこと、また他の「何か」を配慮もしたうえで、容疑者という言い方を避けた可能性がありますね。

 

社会的影響力などから、著名人の場合には「一般人と異なる報じられ方」もあり得るようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・盛山盛夫 取材協力/レイ法律事務所佐藤大和弁護士

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