「もっと家事をやって!」 妻の不満に夫の答えは?
夫に「家事をもっとやって」と考えてる既婚女性を調査。その割合は?
共働き夫婦が増えているが、一方で「家事は女性の仕事」と考える昭和的な思想を持ち、まったく家事をやらない男性も未だに存在しているという。
女性からすれば、ちょっとくらいはやってよ…が本音。夫に対して「家事をもっとやってほしい」と考えている既婚女性は、どれくらいいるのだろうか?
■夫に家事をもっとしてほしいと思う?
そこでしらべぇ編集部では全国の20代〜60代の既婚女性391名に、夫の家事について意識調査を実施。
結果、「夫に家事をもっとやってほしい」と答えた人は、46.0%。わずかながら、現状に満足している割合が不満を抱える人を上回った。
おそらく「男もやるもの」という認識が広がり、率先して家事をこなしている男性が増えているのだろう。結婚を考えている女性にとっては、勇気のでるデータかもしれない。
一方で、46.0%が不満を感じていることも事実。家事をまったくしない夫に不満を持っている人や、あるいは「もっとやって!」と感じている人も、少なくないのだ。
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■家事をしない理由は?
30代のSさんは、家事をまったくしないという。なぜなのか、その理由を聞いてみた。
「将棋棋士・木村一基八段が家事をやらない理由について、『苦手なことは得意な人に任せておいたほうがいいし、万事うまく行く。やりたいという気持ちはありますが、かえって迷惑をかけてしまうので、やらない』と話していましたが、私はまさにそれ。
料理をする気はあっても上手くできないし、服もたためないし、皿洗いも苦手。それなら、ほかのことでサービスしたほうがいいでしょ。飯を作れないなら、どこかに行って買ってくるとか、食べに行くとか。
嫁はそんな自分を知っていて、何も言ってきません。家事をやらないことが、ひとつの配慮。苦手だからやらないって人、多いんじゃないかな。『克服する努力をしろ』と言わない嫁に、感謝しています」
なんだか開き直りの言い訳にも聞こえるが…家事をやらない男性本人としては、それなりの配慮があるようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日~2017年6月5日
対象:全国20代~60代の既婚女性391名(有効回答数)