防災袋を準備してる?「非常食パーティー」で消費期限の確認を

9月1日は防災の日。非常用持出袋や防災グッズを準備しているか調査を実施。

2017/08/28 08:00

9月1日は防災の日。多くの人は2学期の始まりとともに、学校で避難訓練をした思い出があるだろう。

「天災は忘れたころにやってくる」との教訓もあるが、最近では台風やゲリラ豪雨による川の氾濫や浸水被害が多く、忘れる暇がないほど、自然災害が頻発している。

実際に、万が一の災害に備えて、防災袋やグッズの準備をしている家庭はどのくらいあるのだろうか。

(写真AC)


 

■防災袋を準備している?

しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,342名を対象に、家に防災袋を準備してあるか、調査を実施した。

防災袋を準備していると答えたのは全体の26.1%と、4人に1人。年代別では、60代だけ3割を超え、32.4%と高い傾向だが、50代以下は20%台。

地域別では、首都圏と東海では32%台と高い割合を示している。首都直下地震や東海大地震への備えや対策を考えた、意識の高さが伺える。

一方で、四国は8.1%と1割以下。準備している人がかなり少ないと判明した。


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■防災袋のメンテナンスは面倒?

防災袋は一度準備をすれば終わりでなく、消費期限のある食料品や電池など、定期的にメンテナンスしなければならないため、意外に手間がかかってしまう。

Twitter上では、非常食を消化するため、パーティーをしてふるまうとツイートしている人を見かけた。

数年に一度と言わず、防災の日を年に一度の「防災袋の中身を入れ替える日」として、賞味期限切れが迫る非常食や缶詰を食べるなど、年中行事にしてしまうのも手ではないだろうか。

ただし、新しい非常食の準備も忘れずにしておきたい。

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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,342名(有効回答数)

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