8月28日は気象予報士の日!天気予報の信用度を調査すると…
気象予報士の予報、信頼できる? 意外にも、一番信じていないのはあの世代!
8月28日には気象予報士の日。1994年の同日、第1回の資格試験が行なわれたことから、記念日となった。
そんな気象予報士は国家資格のなかでも「難関」レベルといわれる。その難しさは、有名お天気キャスターが第1回の試験で不合格になったほど。
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■資格がないと気象予想できない
気象予報士試験に合格すると、天気予報業務を行うことができる。「気象の予想は気象予報士が行なわなければならない」という法律があるため、資格を持っていない人間が予想することはできないのだ。
ただし資格を持ってない人間でも、予報士が予想した天気予報を解説することは可能。そのため、ニュース番組などでは、気象予報士資格を持たないアナウンサーやタレントが出演している。
しかし、昨今は「天気予報は気象予報士の仕事」という認識が広がっており、局アナが資格を取得することも多い。
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■天気予報の信用度は?
そんな天気予報だが、ほぼ正確ではあるものの、「当たらない」こともしばしば。なかには、「信用できない」と感じている人もいるよう。
そこでしらべぇ編集部では全国の20~60代の男女1,336名に、天気予報への意識調査を実施。
結果、18.7%が「信用できない」と回答。多くの人は、予報を信用しているようだ。
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■若者の天気予報離れ?
少数派ながら、存在している「天気予報を信用してない」人たち。一体どのような傾向があるのだろうか?
世代別で見ると、20代の3割が「信用できない」と回答しているのだ。その一方で、年代が上がるごとに、天気予報を信頼する回答に。
最近はゲリラ豪雨や異常気象とも思える暑さ・寒さになるなど、予報でカバーできないよう気象条件になることも多い。
そのようなことに慣れてしまった若者は、天気予報を「参考」程度にしか考えなくなったのかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)