遠慮してしまう性格…自信が持てないだけじゃない?承認欲求の強さも
「周りに遠慮して、好きにできないことが多い」と感じるか調査を実施
「あの人は、他人に遠慮をしない性格だ…」と聞くと、その人をちょっと変わっているような、好機の目で見てしまうこともあるだろう。
ときとして、自分の意思よりも、他人の目を気にしながら生活したり、何をするにしても必要以上に申し訳なく感じるなど、遠慮がちな性格になってしまう人は多い。
逆に昨今は、SNSで華やかな自分を演出して見せたり、身の丈以上を装ったり、「承認欲求」が強く出てしまう言動をしがちな人も。
しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,343名を対象に「周りに遠慮して、好きにできないことが多い」か、調査を実施した。
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■遠慮して、好きにできない?
「周りに遠慮して、好きにできないことが多い」と答えたのは、全体の35.9%。およそ3人に1人がこうした傾向にあるようだ。
性別・年代別では、20代女性が51.5%と過半数。SNSで誰とでも繋がれる時代だからこそ、周りのライフスタイルが目に付きやすい環境もあり、息苦しさを感じてしまう人は若い世代に多かった。
年収別では、1,000万以上が27.0%に対し、300万未満は39.0%と12ポイントも差がある。収入が低いほど、周りに遠慮したり、気を回したりしがちだと判明した。
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■自信をつける方法は、金銭面だけではない
遠慮したり、人目を気にしたりする性格を取り払うには、自分に対して自信も必要になる。自信は、金銭的な面だけでなく、人に認められたり、新しいことを始めたり、続けることからも生まれてくる。
今の自分に自信が持てず、日々の生活が窮屈だと思うのは、自分の中にある「変わりたくない」意識の現れかもしれない。何かを変えてみるつもりで、生活をしてみるのも解決案のひとつだろう。
また、人の顔色を伺い、自分の考えを曲げてまで、他人の気に入るように調子を合わせるのは危険だ。承認欲求を満たしたいがために自分を押し殺して、それがストレスになってしまうのでは、本末転倒である。
自分の気持ちを素直に表現しながら、他人も尊重することで、豊かな人間関係を築きたいものである。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,343名(有効回答数)