傷跡のせいで人生最悪！　リストカット経験者が後悔したこと

「中学生の時に、ちょうどドラマや漫画でリストカットや自傷行為が取り上げられて流行ったんですよ。悲劇のヒロイン的なことに憧れるっていうのかな。

その影響で、自分も『友達と喧嘩した』『親は私の気持ちをわかってくれない』『私には居場所がない』とか、不幸なことを探しては腕に切り傷をつけていました。

当時はこの切り傷は、勲章で『カッコいいでしょ！　皆見て！』くらいに思っていましたが…大人になるともう黒歴史ですよね…」

「まず、この腕についた傷跡は男性にめちゃくちゃ引かれますね。いい感じになっていたのに、このリスカ痕を知って、音信不通になった男性は数知れず…。

やっぱりメンヘラとか思われるんでしょうね。私は今ではもう『黒歴史だわ…』とか自ら自虐ネタにしているんですが、それでも笑ってくれる男性は少数。

やっぱり今どんな明るいキャラであっても、この傷跡があるだけで気を使わせたり引かれたりする。恋愛面では、ほんとうに苦戦しましたし、後悔しましたね」

「知り合いでも傷跡を見たら引かれるんだから、会社の人や他人だったら、視線はさらに冷たいですよね。だから夏場でも、腕が出る服は着れません。

傷跡を消去することも考えて病院に行ったですが、完璧に消すことは難しく、また最大限目立たないようにできる治療でも両腕で費用100万円弱はみたほうがいいと…。

もう若気の至りのせいで、人生は大変。時間を巻き戻せるなら、中学生の頃に戻って、リストカットしている自分の頭をひっぱたいて『金かかるからやめろ！』と説教したいです」