「傘は盗られても仕方がない」ものなの? 自衛策を練る人も
「傘は持っていかれるもの」と諦めてしまっている人も…。
9月に入ってからも、東京ではぐずついた天気が続いている。
雨降りの日の必需品である傘だが、「簡単に持っていかれる」欠点も。過去の調査ではなんと2割以上の人が「傘泥棒」経験者という、驚きの結果が出ている。
お店の傘立てに置いて、用事を済ませて戻ってきたら…傘がない! なんて経験、ないだろうか。
■20代は諦めモード?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,348名を対象に「傘の盗難」について調査したところ、全体の18.9%は「盗られても仕方がない」と考えることが判明。
性年代別で見てみると、特に多いのは20代だ。
20代の4人に1人以上は「傘は盗られるもの」と思っているのは、ちょっと切ない。
「どうせ持っていかれちゃうから、基本的にビニール傘しか使わない」(20代・男性)
「コンビニとかに置いておくと、絶対に盗られる。だから私は、台風レベルじゃない限り折り畳み傘にしてます。持ち歩けば盗られる心配ないし」(20代・女性)
逆に、最も少なかったのは50代の女性。全年代で唯一、1割を切る結果に。
「人のものを盗る人が悪い。それが当たり前。盗られて仕方ないとか、おかしいでしょ!」(50代・女性)
「泥棒の心なんて理解できない」(50代・女性)
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■自衛する人も…
中には、「盗られたくないから自衛している」という人も多い。
「ビニール傘だとわからなくなってしまったり、盗まれやすかったりするので、持ち手部分にカバーをつけています。そうすれば自分が間違えることもないし、盗りにくいはず」(20代・女性)
「会社内に傘泥棒がいるので、持ち手が取れるタイプを購入」(40代・男性)
「昔から、盗まれたくないので奇抜なものを持つようにしてます。ピンクとか、蛍光緑とか、でかい花柄とか。絶対に盗まれないですが、そんなに恥ずかしいのかな…これ…」(30代・女性)
まあこれくらいなら、いいか…と傘を盗む人もいるが、立派な「窃盗罪」。自分が良ければそれでいいと、他人に迷惑をかけないように。
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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名(有効回答数)