波平の日課なのに…散歩のためだけの外出が理解できない人多数
サザエさんでおなじみ「散歩にいってくる」は、今や珍しい光景のようだ。
『サザエさん』ではよく、波平が散歩に出かけるシーンが描かれている。ただ現代では、散歩のためだけに外出することが理解できない人も多いだろう。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,348名に「散歩について」の調査を実施。
「散歩をするためだけに外出はしないほうだ」と答えた人は、全体で50.4%と半数を超える結果となった。
■ウォーキング女子は少数派か
性年代別では、どの年代も女性のほうが高い割合になっている。
ウォーキングをしている女性もよくみかけるが、多くの女性は歩くためだけに家を出ることはないようだ。
「散歩って、どんなことをするのかピンとこない。ただ歩くだけって、楽しいのかなって思う」(20代・女性)
「ダイエットになるかと帰宅時1駅分歩くことがあるけど、わざわざ歩くためために外出はしない」(30代・女性)
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■散歩の醍醐味は発見
散歩をしている人が多いのが、60代男性だ。やはり散歩は高齢者の趣味なのだろうか。ときどき散歩をする30代男性は、楽しさを次のように語る。
「普段は歩かないような道に入ってみると、意外な発見がある。家の近くでも、まだまだ知らないところがあるんだなって」(30代・男性)
また、次のような理由を挙げる人も。
「犬を飼っているので、散歩は日課」(40代・女性)
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■無職もときどき散歩でリフレッシュ
専業主婦(夫)と無職・家事手伝い、家にいることの多い両者だが結果には差が出た。
無職・家事手伝いのほうが、散歩だけのために外出をしているのだ。家にずっといると思われがちだが、散歩などをして気分転換する人も多いようである。
一方で専業主婦からは、次のような意見が出た。
「外に出るのなら、買い物も済ませたい。効率よくと思うから、散歩だけでは外出しないのかも」(30代・女性)
これからの時期は涼しくなるので、散歩にはうってつけである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)