SUPER☆GiRLSが語るアイドル像 「夢を与える存在でありたい」
女子大生がアイドルのコピーダンス日本一を競うイベント『UNIDOL2017』にSUPER☆GiRLSがサプライズ登場。
アイドルユニット・SUPER☆GiRLSが、8月29日、都内で行われた女子大生アイドル日本一を競うイベント『UNIDOL2017 Summer』にシークレットゲストとして登場し、ミニライブを披露した。
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■SUPER☆GiRLSがシークレットゲストで登場
『UNIDOL』とは、「普通の女子大生が、一夜限りの”アイドル”としてステージに立つ」 をコンセプトに開催されているコピーダンスイベント。
今回は、全国60大学70チームの女子大生アイドルが日本一を競い合い、見事、優勝を勝ち取ったのは成城大学の「成城彼女」だった。
SUPER☆GiRLSをコピーするチームもあり、メンバーの渡邉幸愛(わたなべ こうめ・19)は「自分たちもコピーされる側の立場になったんだと実感した」と答え、浅川梨奈(18)は「フォーメーションの作り方が上手。パフォーマンスの完成度が高くてびっくり」と驚いていた。
アマチュアといえど、そのクオリティは高く、プロのアイドルから見ても、感じるところがあったようだ。
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■アイドルとして夢を与える存在でありたい
アイドルとしてのプロとアマチュアの違いについて、志村理佳(24)は「プロは憧れの存在になること。アマチュアはコピーする側で、プロはされる側。だから私達はがんばらなくちゃいけないし、それがパワーの原動力になる」と話すと、溝手るか(20)は「夢を与える存在でありたい」と言い添える。
また、渡邉は真面目な表情で「UNIDOLの参加者はみんな元気で楽しそう。でも、プロはそれだけじゃダメ。ひとつひとつの表現を大事に、ちゃんとパフォーマンスしないといけない」と。
浅川が「自分が楽しむだけじゃだめ。来てくれたみんなも楽しませるのがプロ。ひとりひとりのファンの気持ちを考えて、どんな時間を過ごしているのかを想像する。その上で、より楽しんでもらえるよう、努力しなくちゃと思います」と締めた。
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■アイドル活動をしていて辛かった思い出
アイドルをしていて辛かったことを聞かれると、志村が「バラエティで、ゲテモノ料理として虫を食べたこと。本当にアイドルを辞めたくなった」と深刻な表情で即答した。
アイドルにお笑い芸人的役割が求められるのは、今では当たり前の流れである。キラキラした衣装に憧れ、ダンスや歌を披露することを目指す彼女たちにとっては、やはり不本意な気持ちも大きいようだ。
「あと、普通の生活を諦めなくちゃいけない」と浅川が口を開く。
「忙しいので学校のイベントや、恋愛はもちろん。家族旅行もあまりしたことがないです。でも、だからこそ見える景色があります。普通の生活をしていたら辿り着けない場所にいます。だから辛かったけど、後悔はしていません」と最後は笑顔だった。
歌って踊るだけではないものが、プロのアイドルにはある。だからこそ、多くのファンたちが魅了され、ライブで熱狂するのかもしれない。
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