一生過ごすなら「おいしさ感じない」vs「ぐっすり眠れない」どっち?
食事も睡眠も、生活には欠かせない。もし、どちらかの質が落ちてしまうとしたら…
人間なら誰もが持っているのが、食欲・睡眠欲・性欲の3大欲。人間が生きていくための生理的欲求としては、性欲の代わりに、排泄欲が入ってくる。
生きている限り免れることができない「食べること」と「寝ること」。ここで、究極の選択。その欲求が一生満たされないとしたら、どちらを選ぶだろうか?
画像をもっと見る
■眠れないvsおいしくない どっちを選ぶ?
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,348名を対象に、一生過ごすなら「おいしさを感じない」と「ぐっすり眠れない」どちらがよいか、調査を実施した。
「一生おいしさを感じない」と回答した人は64.2%で過半数。ぐっすり眠れないのはツラいと思っている人が多いようだ。
また、男女差・年代差はほとんどなかったが、都道府県別で意外な差が判明した。
関連記事:不可抗力でも嫌われる? いびきのうるさい人は恋愛対象になるか聞いてみた
■北海道民は食を楽しみたい
北海道民で「一生おいしさを感じない」を選んだ人は55.6%。一方、愛知県民は77.3%と、20ポイント以上も差がある。
北海道民は食を楽しめない生活が嫌と考える人が多い傾向にある。愛知も北海道に負けず、ご当地グルメが多いイメージだが、地域でこんなにも違うのは興味深い。
また、3代欲のひとつである、性欲がないと自覚している人で、「おいしさを感じない」を選んだのは71.9%。睡眠の質を第一に確保したい人が増えると判明した。
「一生ぐっすり眠れない」を選んだ人は全体の35.8%と少数派。睡魔に勝てない人は多く、他の事で紛らわせにくいことや、眠いと思考が停止してしまう人がいることも要因に思える。
また、何かとストレスの多い現代社会、癒してくれるのはやっぱり睡眠。しっかり眠ってスッキリ起きたいと考える人が多いようだ。
・合わせて読みたい→夫婦は一緒に寝るべきか? 別々に寝るべきか? 睡眠の「質」視点で分析
(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名(有効回答数)