SNS疲れの原因か? 半数以上がすべての返信にコメント

クソリプにまで律儀に対応してしまう、若い女性も。

2017/09/18 05:00

SNSコメント
(©ぱくたそ)

SNSのおもしろさは、人との交流である。しかし交流が原因で、「SNS疲れ」になる人が多いのも事実だ。

しらべぇ編集部では、全国20〜60代のSNSを利用している男女517名に「SNSについて」の調査を実施。

その結果「SNSでコメントをもらったら、必ず返信をする」と答えた人は全体で59.6%と高い割合であった。



 

■若い女性はがんばって全員に返信

20代から30代までの若い世代では、女性のほうが高い割合になっている。

SNSコメント性年代別グラフ

Instagramの主要ユーザーともいえる層は、コメントへの対応も早い人が多い。

「フォロワー増やしたいけどなかなか増えないし、コメントしてくれるような人は貴重だから、逃したくないって思いはある」(20代・女性)


一方で20代男性は、唯一半数を下回っている。

「全部に返すなんて面倒。気になったものだけに、返す」(20代・男性)


男性の意見に対して、同年代の女性からは「そうはいかない」との意見も。

「返信をしなかった人が気を悪くするといけないなと思って、一応全員に返すようにしてる。画像に対して『かわいい』だけ返してくるようなおじさんには、返信に困るけど」(20代・女性)


たとえクソリプでも、返さないといけないとの使命感があるようだ。


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■上司や取引先のコメントは無視できない

若い世代では女性のほうがコメントを返していたが、40代以上では男女が逆転をする。この世代は、Facebookを活用している印象だ。

「Facebookはリアルの繋がりの延長で、上司や取引先が友達にいる。そんな人たちからのコメントを無視すると、仕事に影響が出るかもしれない」(40代・男性)


「リプどころか、上司が投稿したら、全力でコメントするのがうちのスタイル。なんでプライベートの時間まで、こんなに気を遣わないといけないのかと考えてしまう」(40代・男性)


SNS疲れから、放置をするパターンも多い。

「定年をした上司が暇なのか、すべての投稿に返しにくい絡みをしてくるのが面倒で…。そんなのが続くうちに、Facebookを開くことさえなくなってしまった」(30代・女性)


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■Twitter廃人は全力リプ

自分をTwitter廃人だと思っている人は、7割以上がコメントに必ず返信をすると回答。

SNSコメント傾向別グラフ

廃人を自称するだけあり、Twitterの機能は活用しているようだ

「リアルでは人見知りだけど、Twitterでは饒舌になる」(30代・男性)


「趣味の話ができる人が、Twitter上にしかいないから」(20代・男性)


楽しみながら返信しているときはいいが、それが義務に変わったとき、SNS疲れが生まれるのだろう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代のSNSを利用している男女517名 (有効回答数)

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