「カフェインなしじゃ働けない!」 カフェイン中毒に悩まされる人達

『クローズアップ現代+』で特集された「カフェイン中毒」。根本的な原因は、日本の働き方にあるのか?

2017/09/22 11:30

(bunditinay/iStock/Thinkstock)

21日放送のNHK『クローズアップ現代+』で特集された、「カフェイン中毒」。

エナジードリンク市場の拡大やカフェインを気軽に摂取できる錠剤の販売が、カフェイン中毒増加の原因だと推測し、「カフェインの過剰摂取は命の危険に関わる」と恐ろしさを強調した。



 

■カフェインはマスト?

ネット上ではカフェイン中毒に対して、「飲まないと頭痛くなる」「エナドリ規制したら許さん」など、まさにカフェイン中毒に悩まされている人の意見は少なくない。

https://twitter.com/Woda_Tetsu/status/911018377128288257

https://twitter.com/02_k_22/status/911006627485982720

カフェイン中毒の恐ろしさを理解していても、摂取をやめられない人は多そうだ。


関連記事:上限3倍超のカフェインを摂取した36歳男性が急逝 「深夜に長電話」の証言も

 

■日本人の睡眠時間は足りない

しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1,365名を対象に睡眠時間について調査したところ、「平均睡眠時間は7時間以上だ」と回答したのは全体の3割。日本人の7割が、十分な睡眠時間を確保できていないのだ。

番組内では、カフェインを含む製品の規制を検討する必要があると論じられていた。

しかし、カフェインを規制するだけでカフェイン中毒の問題は解決するのだろうか? 上記のデータからもわかるように、現在多くの日本人が十分な睡眠をとれていない。


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■背景には「ブラック」な働き方が…

睡眠時間が短い理由のひとつとして考えられるのは、「ブラック」すぎる働き方。

日本は言わずと知れた「長時間労働大国」だ。エナジードリンクやコーヒーで無理やり目を覚まし、気分を高めて働かざるを得ない労働環境が、カフェイン中毒の根本的にあるとも考えられる。

カフェインの規制を進めることは必要かもしれないが、それ以前に、働き方を見直すことのほうが重要なのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・高萩陽平

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1351名(有効回答数)

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