水を飲むなら常温派 喫煙者が嫌いな人が多い理由とは…
健康志向の女性に、常温水が好きな人が多い。
コンビニだけでなく、自販機でも常温の飲み物を販売する時代。それだけ、常温水へのニーズが広がっているのだ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,438名に「飲料水について」の調査を実施。
その結果、「水を飲むなら常温がいい」と答えた人は27.9%と意外に少ない結果であった。
■常温水を愛飲するのは女性たち
30代以上では、男性よりも女性のほうが多い割合になっている。
女性のほうが、美容や健康に気を遣う人が多いのが一因と考えられるだろう。
「もともと冷え性なので、あまり冷たいものは取らないようにしている」(30代・女性)
しかし20代だけは、男性のほうが多い結果である。若い世代では、男性も健康への意識が高くなっているのかも。
「おなかを壊しやすいので、外出時は冷たい飲み物をできるだけ避けるように気をつけている」(20代・男性)
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■冷たくないと爽快感がない
健康志向の人たちには受け入れられている常温の水も、水分を摂るには物足りないとの意見も多い。
「暑い日の水分補給に、常温の水なんか飲んでも爽快感がなさそう」(40代・男性)
「冬場に白湯を飲むならわかるけど、常温は生ぬるくてちょっと受け付けない」(20代・女性)
最近になって水を常温で飲むようになった女性は、次のように語る。
「最初は物足りない感じがしたけど、だんだん慣れてきた。今ではむしろ、常温でないと嫌なくらい」(30代・女性)
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■常温水好きは喫煙者が嫌い
喫煙者が嫌いな人は、そうでない人よりも約12ポイントも多い割合である。
健康への意識が高いため、喫煙者に対していい印象を持てない人も多いのであろう。
また健康のため以外にも、常温の水を愛用している人がいる。
「冷えたペットボトルをかばんに入れると、水滴で周囲のものを濡らすことがある。仕事の書類を濡らしたことがあるので、できればもっと常温で販売するところが増えて欲しい」(30代・男性)
健康志向が高まる現代、常温水の需要はさらに高まるのかも。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)