「壊れるほど抱いてほしい」 『クロ現』障害者の「恋と性」特集に大反響
リリー・フランキーが出演した『クローズアップ現代+』の「障害者と恋とセックス」特集が大きな注目を集めた。自慰も難しい彼らの痛切な叫びに、考えさせられる。
■「壊れるほど抱いてほしい」 女性の切なる願い
同番組には、他にも障害を持つ人たちが登場した。その中のひとりである35歳の女性の告白は、あまりに赤裸々で、痛切だ。
脳性麻痺で手足に障害を持つ彼女が、恋愛や性に対して周囲との意識差を感じ始めたのは中学生の頃。彼女が恋バナを始めただけで、「えっ……」という空気が周囲に流れたという。
そんな彼女も、去年やっと、ありのまま自分のさらけ出せる相手に出会ったそう。しかし、いざ実際の行為になるとその人の思う通りに動けず。その結果、
「しょせん、脳性麻痺やな」
と、酷い言葉を投げかけられたそうだ。なんと冷たく、人の心を壊す言葉だろう。その後、女性は意を決したようにカメラに向かって……
「ちょっと激しくなりますけど、壊れるほど抱いてほしいと思います」
「壊れるほど抱き締めてほしいし、本当に抱いてほしいと思います」
と、切なる願いを吐露した。
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■ツイッターで反響続々
この放送に、ツイッター上ではさまざまな感想をつぶやく人の姿が見られることに。
障害者の恋愛と性。好きな人と手繋いだりキスしたり抱きしめ合うことも、自分じゃ難しかったり出来なかったりで全然自由にできないって切ないよなあ。マスターベーションさえ難しいのは苦痛だと思う。 #クロ現
— 桃園さん@NONAME (@extra_6) September 25, 2017
今日のクロ現、攻め攻めだったね〜。
でも、皮膚感覚とか人肌から体温を感じるって、大人になっても欲しいよね。それって障害有る無しに関係なくて、本能的に求める事だよね。
私ほぼほぼ恋愛欲求無いけど、人肌はたまに欲しくなるしね。映画、ちょっと興味あるね。
#クロ現— ゆきんこ☆ (@yukinko2021) September 25, 2017
たまたま見てたらびっくりした。壊れるほど抱きしめて欲しい。当たり前だけど健常者と何ら変わらない障害者の性 #クロ現
— Soy (@prompt2525) September 25, 2017
障害者の恋愛と性
タブーにもならないかぁ誰かに近くにいてほしい
当たり前のこと
みんな同じなんだよね#クロ現+ #NHK
すごいよ— ドグー (@DogEgc) September 25, 2017
障害があったって、セックスがしたいと思うのは当たり前。という事が当たり前になればいいのに。 #クロ現
— M.S. (@touson28) September 25, 2017