『YOUは何しに日本へ?』 音楽家YOUのルーツ辿る旅に思わず涙

元ウィーン少年合唱団のミュージシャン男性が、かつて住んでいた土地で自分の原点に触れ、涙した理由とは?

2017/10/03 12:00

(画像は「読むテレ東」のスクリーンショット)

10月2日『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)では、7歳のころまで日本に住んでいた、24歳のミュージシャンYOUに密着。思い出の土地で彼は自分のルーツを見つける。



 

■幼少期を過ごした土地を訪れる

父が大学教授だったYOUは、生まれてから7歳までを千葉県・市川で過ごす。その後、オーストリアに移住。日本の思い出は徐々に色褪せていったが、17年経った今、子供の頃に見た日本の景色を夢に見た。

「自分の原点があるのかも」と感じたYOUが生まれ育った日本を訪れる、ルーツを巡る旅だ。

最寄り駅に降り立つと、踏切や橋を見るたびに子供の頃の記憶を思い出すYOU。父の冗談である「自販機に硬貨をたくさん置いておいた」を真に受けて、自販機の釣り銭受け口を探っていたなど、思い出を次々と語る。

17年経っても、その頃の自販機はちゃんとそこにあった。


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■生家に辿り着くと、そこには…

しかし、17年ぶりに訪れた家は、跡形もなかった。思わずため息をつくYOU。今の持ち主に話を聞くと、3年前にデイサービスの施設に建て替えられたそう。

スタッフに「5分ください」といって、その場に座り込み、今はすっかり形を変えてしまった実家を眺め、物思いに耽る。男泣きするYOUに、思わずもらい泣きする視聴者も。

https://twitter.com/eriq000/status/914804040327766017


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■恩師と再会し歌をプレゼント

当時、バイオリンを習っていたYOUは、住んでいた場所から歩いて10分ほどの恩師宅を訪問し、無事に再会する。

「先生が主催する発表会に参加し、人前で演奏した経験のおかげで、観客の前でも緊張しなくなった」と語るYOU。

オーストリアへ移住後に歌手を目指し、ウィーン少年合唱団に入団。現在は、バンドやソロ活動をしながら、作詞・作曲も行っている。

「私の初めての音楽の先生です。ありがとう」と感謝の言葉と、ピアノの弾き語りをプレゼントし、恩師に成長した姿を見せた。

今はプロのミュージシャンとなったYOUの原点は、確かに日本での幼少期にあったのだろう。

https://twitter.com/eriq000/status/914805562411384832

今回のYOUの歌声は独特の美しさがあり、Twitter上でも話題になっている。中にはYouTubeで彼の動画を見つけて、紹介する人も。

https://twitter.com/peacekent713/status/914810773108428801

人気に火がつきそうな今回のYOU。近い将来、日本に戻ってくる時は、ライブ出演にも期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・モトタキ

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