『ぶっこみジャパニーズ9』の変なアメリカ空手 「変なのは番組の説明」と物議

アメリカ『イノッチカラテ』のおかしな空手に突っ込む番組、じつはおかしいのは番組の空手説明?

(blyjak/iStock/Thinkstock)

TBSの人気バラエティ番組『ぶっこみジャパニーズ9』。

日本人が世界のニセJAPANに正しい日本の技術を伝授する企画が毎回ウケているが、「10月3日に放送された内容がおかしい」とインターネット上で物議を醸している。



 

■放送のどこがおかしいのか?

なにがおかしいのかというと、アメリカの道場『イノッチカラテ』を、全日本フルコンタクト空手道連盟の全日本選手権大会・女子軽量級4連覇の菊川結衣選手が体験する企画の一部。

道着がピンクだったりネイルをして練習もOKという、日本ではあまり見かけない変なスタイルの道場だったのだが、視聴者からは「番組の(空手の)説明のほうが変」だという声があがっている。

いったい番組の説明はどこがおかしかったのか? しらべぇ取材班が聞いた空手経験者と、ネットユーザーが指摘した内容は以下のとおりだ。


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①フルコン空手を日本の空手代表のように取り扱った

日本の空手道場は『伝統空手』と呼ばれる、寸止め形式のものと直接打撃を相手に当てる『フルコンタクト空手』を教えているところが多い。

だが、主流はやはり伝統空手で、2020年のオリンピックもフルコンタクトではなく伝統空手のルールが採用される。

しかし、番組では「フルコンタクト空手こそが日本の空手」と視聴者が感じるような取り上げ方になっており、番組が空手の知識をきちんと持っているのかがわからなくなっているのだ。

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