オタクは普通の人より魅力的? 女性にはまだ否定的な人も
どんなことも、深掘りをすればオタクになるとの意見もある。
悪い意味で使われる言葉であった「オタク」だが、現在では自称する人もいるほどに受け入れられている。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,348名に「オタクについて」の調査を実施。
「普通の人よりも、オタクのほうが魅力を感じる」と答えた人は、全体で23.4%と少数であった。
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■男性はオタクに寛容
性年代別では、どの年代でも女性よりも男性が多くなっている。
男性のほうが、オタクに寛容なようだ。
「無趣味な人よりは、なにかハマっているものがある人のほうが、話していてもおもしろい」(30代・男性)
女性からは、やはり見た目に対する意見が出た。
「周囲にオタクと思われるような人がいないから、チェックのシャツにバンダナのような人を想像してしまう」(30代・女性)
ただ実際にオタクに触れ合う機会がある女性からは、好意的な声もある。
「アイドルが好きだから現場によく行くけど、みんなおもしろくていい人たち。私も同じオタクだから、話が合うのもあるんだろうけど」(20代・女性)
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■昔はオタクを公言できなかった
若い世代のほうが、オタクを好意的に思っている人が多い。オタク文化が発展し、受け入れる人が多くなったのだろう。
「僕らが若い頃は白い目で見られるのが怖くて、アニメが好きなんて公言できなかった。今の若い子たちは、会社でもおおっぴらにしてオタ活ができるし、いい時代になったと思う」(40代・男性)
また年を重ねたから、オタクの世界にハマった人もいる。
「今までアニメなんてまったく興味がなかったのに、あまり眠れない夜が続いたときに深夜アニメを観ているうちにハマってしまった。今では会社にいるアニオタの後輩に、いろいろ教えてもらっている」(40代・男性)
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■非リア充がオタクになりやすい理由
非リア充では3割以上が、オタクは魅力的だと答えている。
非リア充に、オタクが多いイメージがある人も多いだろう。
「リア充は、流行のものを浅く広くって感じがする。非リア充はカーストでは勝負できないから、好きな分野を掘り下げていくのかも」(30代・男性)
またバンド経験者では、4割以上と高い割合である。バンドをするような人たちは、オタクとはほど遠い存在と考える人もいるかもしれない。
「音楽も突き詰めて聴くような人は、完全なオタクだと思う。アニメや鉄道など対象が違うだけでイメージが変わるから、不思議な話」(40代・男性)
どんな分野であれ、深い知識があるのはすばらしいこと。ただそれを上手に伝えられるかが、相手の印象を左右するのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名(有効回答数)