話しかけるだけで検索や音声再生できる『Google Home』発売開始
スマートスピーカー『Google Home』が10月6日から国内発売開始。小さいサイズの『Google Home Mini』も23日発売
Googleは5日、新製品発表会を都内で実施。音声認識機能「Googleアシスタント」を持つスマートスピーカー『Google Home』と『Google Home Mini』の国内販売開始を発表した。
会場には100名を超える報道陣が詰めかけ、注目度の高さが伺える会見となった。しらべぇ取材班も現場にむかった。
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■「OK Google」で話しかける
今回発表された商品にはマイクが搭載されており、Androidのスマートフォンと同様に「OK Google」の後に話しかけることで、Google Play Musicなどの楽曲再生、天気予報、星占い、カレンダーの予定読み上げ、また、NHKラジオなどから提供される音声コンテンツを聞くこともできる。
質問に対しても、「月までの距離は?」「リスは英語で?」などを調べてくれるほか、「トラの鳴き声は?」には実際の音声で答えてくれる。
このほか、Yahoo! MAPや楽天レシピといった、Google以外のサービスも音声操作できる「Actions on Google」も搭載。例えば、「ナスとタマネギとトマトでお願い」と使いたい食材について話しかけると、楽天レシピが献立を提案し、レシピをメールで送ってくれる。
また、照明器具『フィリップス Hue』や、自動掃除機『Roomba』など、音声だけで操作することができる家電も続々と増えていく予定だ。
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■人の声を聞き分ける機能も
さらに便利な機能として、最大6人の声を聞き分ける「ボイスマッチ」も搭載される。「今日の予定を教えて」の個人の声を認識し、その人の予定だけを再生できる。
高出力スピーカーを内蔵した『Google Home』は、10月6日発売で14,000円。基本的な機能は同じで、サイズの小さい『Google Home Mini』は23日発売で6,000円(各税抜き)。
Google Store、auショップ、ビックカメラ、ヤマダ電機、楽天で購入できる。
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(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)