ローラースケートで日本兵が戦う? ジャニーさん演出ミュージカルがすごい

思い入れが強すぎてカオスに? シリアスなテーマながらシュールな光景も…

兵隊
(Shutter2U/iStock/Thinkstock)

ジャニヲタ歴30年ライター、ナンシー関ケ原です。

2017年秋、東京の日生劇場、帝国劇場の2つの会場で、ジャニーズJr.がミュージカル公演を行ないました。どちらもジャニーさんが企画・演出をしており、第二次世界大戦の戦闘シーンが話題に。


 

■ジャニーズJr.に戦争体験の話を

日生劇場での「少年たち」は、日本の離島にある少年院の物語です。

主人公のジャニーズJr.、ジェシーはアメリカ人と日本人のハーフ。ジェシー(劇中の役名は本名)はある日突然、少年院から出所しろと命ぜられます。ジェシーの本籍がアメリカにあり、アメリカが戦争を始めたため、兵隊として招集されたのです。

少年院では一番穏やかな性格だったジェシー。

最前線で戦うジェシーは、敵国の幼い兵隊とはちあわせになり、敵の少年をかわいそうに思い、撃つことができませんでした。

これをきっかけにジェシーの部隊の居場所が敵に通報され、部隊は全滅。そしてジェシーは豹変します。「戦争では優しいやつから死んでいくんだ!」と叫び敵を撃ちまくり、やがて殉死。

その後、少年院の仲間たちは、戦争体験を伝える博物館の学芸員になるというハードな展開。「人間の歴史のなかでは、いつも戦争が起きている」「戦争と無縁の人生だと思っているのは、日本人だけだ!」と力強いセリフを残します。


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■シリアスな戦争ストーリー

テレビで何度もモノマネされてきたコミカルなジャニーさんのイメージとは異なる、シリアスな戦争ストーリー。ミュージカルのパンフレットの中でジャニーズJr.たちは、ジャニーさんが戦争体験の話を何度もしてくれたとコメントしています。

ジャニーさんは現在80代、幼少期はアメリカで育ちましたが、第二次大戦中に日本に強制送還されたという噂もあります。開戦したときは、日本人であることからアメリカ国内で辛い経験をしたのかもしれません。それで何度も、戦争の話をJr.の子たちにするのでしょうか。

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■ローラースケートで銃を撃つ過剰演出へ

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