失言が多いと自称する人に批判 「謝るなら最初から言うな」
失言が多いと自覚している人は、若い女性が多い。
政治家は、失言のひとつが命取りになる。しかしSNSが発達をした現在では、一般人でも失言ひとつで大炎上をしてしまうから怖い話だ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,348名に「自分の発言について」の調査を実施。
その結果「自分は失言が多いほうだと思う」と答えた人は、全体で33.9%だった。
■若い女性に失言が多いとの自覚が
性年代別では、20代から30代の比較的若い女性の間で多い結果である。
若いが故に、勢いで発言をしてしまうようだ。
「後先を考えず、勢いで思ったことを言ってしまう。それが相手を傷つけたり怒らせたりしてしまい、後悔して落ち込む」(20代・女性)
また親友であっても、踏み越えてはいけないラインもある。
「気心の知れた友達に対してイジっているとき、急に怒り出してしまった。たぶん今まで許されていたのではなく、我慢をしていただけなんだと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになる」(30代・女性)
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■商工サービス自営と自由業で少ない理由
職業別では、公務員が一番多い。
一方で、商工サービス自営と自由業は、2割と少ない。彼らは客やクライアントの機嫌を損ねると、死活問題に発展する。
「立場的に弱いので、メールひとつにも失礼がないように気を遣っている」(30代・男性)
「自分が買い物をしていても、そこの接客が気になってしまう。事務的だったり態度が大きかったりするところは、ちょっと信じられない」(40代・男性)
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■失言された側の怒り
失言をされた側からは、辛辣な意見が挙がっている。
「謝るくらいなら、最初から言わなきゃいいのにと思う」(30代・男性)
「『悪気がなかった』って言葉が、とても気に入らない。むしろ悪気ないほうが、自覚がないから治しにくいと思う」(40代・女性)
本気で失礼な人は、自覚なく失言をするとの声も。
「家に帰ってから自分の発言を振り返って反省する人がいるけど、気にしすぎているだけで、たいしたこと言ってないと思う。本当に失言をしている人は、自覚がない人が多い気がする」(30代・女性)
どんなに注意をしていても、自分の発言で人を傷つけてしまうことはあるだろう。だからこそ、相手の気持ちを慮る努力が大切だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日
対象:全国20代~60代の男女1,348名 (有効回答数)