浅野・神木バディの仕上り最強! 『刑事ゆがみ』が予想以上のおもしろさ

浅野忠信主演『刑事ゆがみ』初回が放送され、バディの神木隆之介との掛け合いやストーリーが好評

2017/10/13 11:30



■それぞれの魅力の相乗効果が

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

浅野忠信が「適当だけど、真実を追い求めて勝手に行動し、周りを振り回す」というのは、比較的イメージしやすいこともあり、チャラく見えてカッコいい弓神はハマり役。

一方、幅広い演技は折り紙付きで、「SPEC」シリーズ(TBS系)などで悪役も演じてきた神木隆之介だが、上昇志向と正義感が強く、腹黒い面もある羽生をどう演じるのか? 気になった人も多かったはず。

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

しかし、弓神に振り回されつつも、同じくらい熱く真実を追求する男・羽生虎夫をこれ以上なく魅力的なキャラクターにしている。

この弓神と羽生のキャラの対比が相まって、「すごいバディが仕上がったな」という印象。単なる凸凹コンビといった枠には納まらない、相乗効果を感じる視聴者も多いようだ。

https://twitter.com/grusori/status/918462902394281984


また、二人の上司である強行犯係係長・菅能理香(稲森いずみ)は、同期でもある弓神の勝手な捜査に手を焼きながら、厳しくも温かく見守る存在。

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

さらに、弓神の「裏バディ」ともいえるハッカー、ヒズミも魅力的。今後、謎めいた彼女の背景がどう明らかになっていくのか? こちらも楽しみなキャラクターだ。

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

Twitterを中心に初回放送への反響を見ると、キャストに惹かれたライトウォッチャーから、ディープなドラマウォッチャーまで、「予想以上におもしろかった」「これは毎週観る」「木曜日に楽しみが…」といった満足度の高いコメントが多かった。

演技力の高いキャスト陣とブラフを噛ませた巧みなストーリーテリング、刑事ものの特性から一話完結ということもあり、初回を見逃したとしても充分楽しめる要素が揃っている点は、かなりポテンシャルが高い。

しかも、プロモーションを隙なく展開している面も、ファンを増やしそうなのだ。


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■SNSも楽しすぎる

昨今、放送開始前から、公式サイトやSNSを駆使してドラマを盛り上げる手法は定着している。

今クールのドラマ全体の中でも、『刑事ゆがみ』はドラマ公式Instagramと浅野忠信のInstagramで対となる画像を投稿し、二人がバディであることを告知したことが話題になるなど、かなり工夫していておもしろい。

投降数も多く、オフショットがたくさんある点でもファンを楽しませているほか、15日が締め切りで、人気アプリSNOWとのコラボも展開中。

しかも、第1話放送直前に、第2話のゲストを告知したのには、しらべぇドラマ班もちょっとびっくり。

この怪しげオーラ全開の斎藤工に加え、次回のあらすじを見ると、中川大志が教育実習生役で出演。今回の「子役祭」に引き続き、次回は「イケメン祭」となるのか?

豪華なゲストに、弓神・羽生の完成度の高いバディの魅力、謎解きのおもしろさ――この秋、木曜の夜はかなり楽しみなことになりそうだ。

《これまでに配信した『刑事ゆがみ』記事一覧はこちら

・合わせて読みたい→『刑事ゆがみ』ファン得すぎる神木隆之介と浅野忠信のいちゃつき

(文/しらべぇ編集部・くはたみほ

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