
CDに付随している「投票券」を求めて、ファンが同じCDを大量購入する…そんな新しいスタイルが、斬新なビジネスモデルとしても脚光を浴びたAKBグループ。
そんな中、処分に困った大量のAKB48のCDを山に投棄した男性が書類送検されるという事件が報じられ、インターネット上では様々な意見が飛び交っている。
■CD585枚を山に投棄した男性
16日に福岡県警はAKB48のシングルCD計585枚を、同県太宰府市の山中に不法投棄したとして、廃棄物処理法違反の疑いで30代の男性を書類送検したと公表。
容疑者の男性は「総選挙で投票券を使った後、処分に困って捨てた」と供述しているという。
報道によると、今年の5~6月にかけて千葉県在住の別の男性がCDを大量に購入。総選挙は投票券に記載されているシリアルナンバーを用いて好きなアイドルに投票するシステムで、この男性から「ナンバー入力が間に合わない」と依頼された。
その後他のファン仲間と協力し郵送されてきた約1,000枚分(100万円相当)の入力作業を福岡市内で終えた後、約600枚を自宅に持ち帰ったという。
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■「21世紀で最もCDが売れている」AKB48
一方、10月13日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)が発表した、21世紀に1番CDを売り上げたアーティストをランキング形式で発表する『21世紀トータルセールスランキング』では、嵐や浜崎あゆみを凌いで1位に輝いたAKB48。
2000年代初頭、浜崎あゆみが圧倒的な人気を誇っていたものの、嵐のブレイクや、2010年代に入りAKB48が驚異的な勢いでシングルCDの売上を伸ばしたことの推移も報じられ、話題となっていた。