偉いのは夫だろう！　社員がウンザリした社長夫人の勘違い行動3選

社長夫人の中には社員を好き勝手に使えると勘違いする人も。

2017/10/19 06:00

社長と結婚しただけであって、社員にとってはおおよそ無関係であるはずの「社長夫人」。しかし現実は、へつらわなければならない相手である。

そのため中には、周りの社員たちが頭を下げてくることを、自分も偉くなったと勘違いして、ドン引きするような行動をしてくる人もいるのだとか。

しらべぇ取材班は、「社長夫人に不快なことをされた経験を持つ」という人たちに話を聞いてみた。

「社長が結婚して奥さんが挨拶に来たんですが、最初の頃は地味で謙虚で腰の低い人でした。

しかし2〜3年も経つと、社員が自分にヘコヘコするから図に乗ってきたんでしょうか。

会社に来てはやれ『ここが汚いから掃除しろ』だの『今期の業績が悪いからもっとしっかりして』だの、わからないくせに偉そうに口出し。

また服装やメイクもド派手になり、最初の頃の謙虚さはどこへやら…」（女性・36歳）

「社長夫人が同い年だったんですが、会って世間話をする時にいつも敬語で話していたら『敬語はやめて。社長夫人だけど私はすごくないし、友達みたいになりたい』と、言われ続けました。

さすがに何十回も言われたので、逆に使い続けるのも失礼かと思って、ある日タメ語で話したら『あの人は私にタメ語で話してきた。一応、私は社長の妻なのに！』と裏で文句。なんなの…？」（女性・30歳）

「昔働いていた会社では、社長夫人が社員は好きに使っていいと思っている人。休日に買い物や家の用事に付き合わされて、重い荷物を持たされたり、あちこちに走り回されたりも。

仕事内容や職場の人たちは好きでしたが、これが面倒で退職。辞めた後も、まだ私を自分の家来だとでも思っているのか、しつこく電話が来て用事を言いつけてきましたが全部シカトしました」（女性・29歳）

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の働く男女747名を対象に「自分が勤めている企業・組織はブラックだと思うか」を調査したところ、男女ともおよそ2割が「ブラックだ」と回答。

どんなに会社自体は素晴らしくても、社長夫人がワンマンに振る舞うだけでブラック企業に成り下がってしまうこともあるようだ。

このような社長夫人がいる会社に入社してしまうことのないよう気をつけたい。

（取材・文／しらべぇ編集部・オレンジおっかさん）

【調査概要】方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年2月19日～2016年2月22日
対象：全国20代～60代の男女1,348名