伏線やブラフ巧みな『刑事ゆがみ』斎藤工の無駄遣いに歓喜する人続出
純愛が事件(?)となった第2話は、イケメン祭だけでなく、女性陣もステキで眼福
■斎藤工の無駄遣いに大喜び
前回の「童貞イジリ」に続き、AV選びしているところを弓神に盗撮されたり、郷亀のコレクション部屋で下着まみれになったり、「裏キャラ」を着々と積み上げる羽生に、高まるファンのコメントも多かったが、それ以上に盛り上がったのは「斎藤工の無駄遣い」。
まず、斎藤が下着泥棒役という設定に、大喜びする人が大量発生。
斎藤工がヘンタイさん役。似合うっうれしい😆 #刑事ゆがみ
— はの25 (@hano25_s) October 19, 2017
筋金入りの変態役だーーーーッ!!!
ブルーシートに証拠品の下着を並べられのみたいです♪
#刑事ゆがみ #fujitv— 玉藻前@Stop Crying Your Heart Out🐾㌠ (@kumiho9tails) October 19, 2017
斎藤工演じる下着泥棒は何かこうむしろ尊敬してしまうレベル#刑事ゆがみ
— アラフィフスカイウォーカー (@Captdaisuki) October 19, 2017
斎藤工さんに下着盗まれたいと自然に思ってしまった自分の変態さにがっかりしたのは私だけではないはずだ。#刑事ゆがみ
— まる。 (@night_nao) October 19, 2017
しかも、取調で羽生と互いに「バーカ! バーカ!」言い合う、「かわいいかよ」しか言葉が出てこないようなシーンが登場するも、出演はそこまで。(厳密には、ホワイトボードに貼られた写真が、一瞬出てくるが)
この贅沢すぎる起用に、タイムラインは沸いた。
https://twitter.com/U_2_A/status/921012546265481217
#刑事ゆがみ🚨#2
ただのプライド高い下着泥棒だったという、斎藤工のムダ遣いをするフジテレビ。#浅野忠信 #神木隆之介 #斎藤工— ミー太郎(時速148km/h⚾💨) (@mi_chan20160520) October 19, 2017
斎藤工の使い方はもったいなかったかもしれないけど、どんなドラマよりも斎藤工らしかった気もする#刑事ゆがみ
— ささげまつや@実況アカ (@daruma_nowon) October 19, 2017
ホントに神木くんと下着泥棒コントしただけだったの?!
超贅沢な斎藤工の無駄遣い…#刑事ゆがみ— ゆー (@sumire00742) October 19, 2017
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■巧みさや意欲的な作り
弓神と羽生のコミカルな掛け合い、豪華なゲストといったアピールポイントは、確かに大きい。
その一方で、事件現場にあった果物を勝手に食べてしまう、いい加減キャラな弓神の行動が解決の糸口になったり、絶妙に怪しすぎる下着泥棒・郷亀が登場したり――今回も伏線やブラフが効いた巧みさが心憎い。
また、事件の真相も一旦は「単なる痴話ゲンカ」のように見せ、その後に丁寧に心情に踏み込んで、千里がついてしまった「嘘」や打越の「想い」をつまびらかにすることで、二人の「純愛」を浮き彫りにするなど、多層だからこそ伝わる展開のさせ方も魅力的だ。
事件を解決して、真犯人を逮捕するのが刑事ドラマの基本だが、「事件じゃなかった」という着地を見せたのもなかなかユニーク。
そうした作り手たちの意欲的な姿勢が感じられる点が多いからか、すでに「これはシリーズ化を」「映画化してほしい」といったコメントが見られるほど。まだまだ序盤なのにそうした声が上がるのは、やはり世界観が視聴者にも伝わっている証しといえそうだ。
次回は、ゲストに羽生の交番勤務時代を知る、仕事熱心な警官として寺脇康文が出演。羽生の交番勤務時代のエピソードが飛び出すのか、また「裏キャラ」が増えてしまうのか、そんなポイントにも期待しつつ、来週の放送を楽しみに待ちたい。
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(文/しらべぇ編集部・くはたみほ)