大阪『ぶっち切り寿司魚心』ネタのデカさが異常 海老がほぼiPhoneサイズ
寿司ネタが超ジャンボサイズの、激ウマ寿司屋に突撃!
食い倒れの街・大阪。
タコ焼きにお好み焼き、串かつにラーメン、焼き肉など…グルメならなんでもあるこの街に、衝撃的な寿司屋がある。
その名は「元祖ぶっち切り寿司魚心 本店」だ。
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■客で賑わう店内
JR大阪駅から徒歩7分。阪急東通り商店街入口すぐそばの同店は、カウンター席のほかファミリーサイズのテーブルもあり、計40席ほど。
カウンター内では、職人が活気にあふれながら寿司を握っている。
メニューには、まぐろの赤身に海老、帆立、タコにサーモンなど、スタンダートな寿司ネタが並ぶ。
ここまで、通常の寿司屋となにも変わらない。
しかしメニューをよく見ると、それぞれのネタの下に「垂れ」や「こぼれ」「巴」といった見慣れない言葉が。疑問に思いつつ、注文を進めることに。
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■海老
海老(垂れ/1貫300円/税別)を注文したところ、出てきたのは巨大海老。通常のネタの大きさの3倍はある。
サイズ感を分かりやすくするため、少々お行儀が悪いが、iPhone 6sを近づけてみたところ
右側の海老は、尻尾まで含めるとiPhoneとほぼ同じ大きさだということが判明。
ネタだけ持ち上げて顔に近づけても、半分以上の大きさだ。
あまりに大きすぎて、シャリに醤油をつけることが困難。
刷毛で、ネタの上から醤油をドバっと塗りつける。
醤油で表面がツヤツヤになった海老に、ガブッとかぶりつく。
全然噛み切れねぇぇぇ!!!! あまりのデカさに一瞬パニックに。
冷静さを取り戻し、ゆっくり噛みちぎってから味わうと、鮮度の良さに驚く。よく身が締まっており、海老特有の甘さが舌の上に広がる。
プリプリというよりブリンブリンという言葉がピッタリくるが、大きいからといって決して大味ではなく、繊細な味わいで、非常にキメが細かい。
う、うまい…。
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■イクラ
お次は、イクラ(こぼれ/1貫450円/税別)に挑戦。
軍艦に盛り付けられたイクラはオレンジ色に艶めき、一粒一粒が丸々としており張りがある。
こぼれ落ちてしまった粒も、大切にスプーンですくいとって口に入れると、ピュッとおいしい汁が舌を打つ。
あとはもう流れに身を任せ、丸ごとバクっといただく。口元からこぼれ落ちていくイクラを眺めるほど幸福なことは、この世にない…。(確信)
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■穴子
お次は、人気ナンバー1だという穴子の巴にぎり(巴/1貫340円/税別)。
丸々1本の穴子が、酢飯をぐるりと包んでいる。横から見ると、こんな感じ。
あまりに穴子が長いため、握りを開いて長さを確認してみたところ、皿からはみ出てしまった。
手持ちの定規をあててみたところ、あ、ダメだ! 10センチ定規では全然足りない。
口に含むと、ふわりとトロける煮上がり。小さめに握られた酢飯と濃厚なタレが、豊かなハーモニーを奏でて絶品だ。
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■サーモン
最後は、サーモン(1貫320円/税別)。
もはや説明は不要だと思うが、やはりデカい…。もう、刷毛で塗るのが楽しくなってきた。
たっぷりと醤油をつけて、ガブっといく。
程良い脂ののり具合が絶妙で、とくに女性に好まれそうな味だった。
■気になるお会計は
海老、イクラ、穴子、サーモンと4種類を2貫ずつ計8貫食べて、会計は2,820円(税別)だった。
ランチにしては少々お高いかもしれないが、ネタの大きさも味も、これだけの満足感を味わうことが出来るのであれば、決して高い金額ではないだろう。
ちなみに1皿2貫で、メニューの表記価格は1貫の値段になっているので、そこはご注意を。
我こそは挑戦したい! というチャレンジャーは、ぜひ行ってみては?
【元祖ぶっち切り寿司 魚心 本店】
住所:大阪府大阪市北区堂山町5-4
営業時間:月~日11:00~翌1:00
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(文/しらべぇ編集部・大木亜希子)