武田鉄矢「俺も触った」「芸の一種」　セクハラ問題擁護発言で炎上

 

■武田がトンデモ発言連発

さらに武田は、森繫久彌を例に出し「昔は悲鳴を上げさせずに触るのも芸の一種だった」と思い出を語る。

松本は最後まで「まったく理解できない」と首をかしげたが、武田は止まらない。「ハラスメントと言う言葉が出来てから問題になった」と怒りをにじませた。

武田の「昔は問題なかった」とでも言いたいような物言いに、視聴者から批判が殺到している。

「セクハラ」という言葉ができたからこれまでセクハラじゃなかったこともセクハラになった、と語る武田鉄矢さん。

言葉ができる前からセクハラはセクハラで、嫌な思いをしている人はたくさんいたんですよ。
セクハラする側の気持ちしか語られない謎の空間すぎた。。。

— さく (@saku_50) October 22, 2017

https://twitter.com/tomominmousouch/status/921910934183874560

触る側の主観はどうでもいい。
触られる側がどう感じているのかが問題。未だにセクハラが何なのか理解していない人間が現役世代にいるなんて信じられない。
厳しくなった訳じゃなくて、セクハラが問題視される前は声を上げられなかったんだよ！と武田鉄矢に言いたい。#ワイドナショー

— soozcca (@soozcca2) October 22, 2017

武田鉄矢さんの目線は「セクハラする側」のみ。都合のいい解釈。セクハラされる側の気持ちは想像もできない残念な人だ。#ワイドナショー

— アバレウサギ (@abare_usagi) October 22, 2017

今テレビで武田鉄矢さんが「『セクハラ』って言葉が流行り出してから、これまではセクハラじゃなかったこともセクハラって言われるようになった」って言ってたけど違うよね　ずっと前からそういう行為を嫌に思ってたけど適切に表現できる言葉がなかったから黙認せざるを得なかっただけだよね

— C (@c_jptk) October 22, 2017

みっともないとこ見せたほうが仲良くなれるっていうのはわからんでもないけど、それはお前がセクハラする理由にはならんぞ武田鉄矢

— ないつ＠二流モーグリ (@KnightsSQEX) October 22, 2017

武田と視聴者の間では、セクハラに対する認識が大きく食い違っていることが明らかになったようだ。

関連記事：武田鉄矢に霜降り・せいやが『金八』都市伝説の真相問う　「名言がアドリブって本当？」

 

■「セクハラしたい」のは約1割

しらべぇ編集部で全国20～60代の男女1,368名に「セクハラをしたいと思ったことがあるかどうか」を調査。女性は約5%、男性は約20%、全体だと11.4%が該当した。

時代の流れに沿わない「悪い意味、間違った昔の風潮」を持ち出す高齢男女は、ときに「老害」と呼ばれ、若者たちから敬遠される。

「昔なら通用した」かもしれない武田の発言は、現代では批判を浴びることになった。これまで培ってきた常識を、今一度見直す必要があるのかもしれない。

・合わせて読みたい→パワハラ上司を「殺したい」　20代の4割が経験ありと判明

(文／しらべぇ編集部・サバマサシ)

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年8月26日～2016年8月29日
対象：全国20代～60代の男女1,368名（有効回答数）