篠原涼子『民衆の敵』 桐谷美玲・成田凌の豪華遣いとメタ演出が話題

月9『民衆の敵』の第1話が23日放送されました。篠原涼子らしい主人公と、豪華なゲスト俳優、そして「メタ演出」に注目が集まることに。

2017/10/24 16:30

『民衆の敵』

23日、篠原涼子主演月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の第1話が放送された。

篠原らしい主人公と、気の利いたゲストや演出に注目が集まっている。



 

■問いかけるオープニング

ドキュメンタリー調の映像で始まった第一話。主人公・佐藤智子(篠原)と公平(田中圭)、駿平(鳥越壮真)らの家庭の様子が写った後、画面はその他の「民衆」に切り替わる。

残業する若手社員、腰が曲がりながらも息子が働いていないため清掃の掃除をしているおばあさん、待機児童を抱えるママらが登場し、それぞれの立場の不満を語る。

しかしその後、雑踏の中で平田和美(石田ゆり子)が

「この中に、選挙に行ったことがある人はいない」


と視聴者に語りかけた。衆議院選挙開票日の翌日にこれを見て、ドキッとした人も多かったのではないだろうか。


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■主人公は団地に住む時給950円のママ

智子は団地に住むママだ。夫・子供と仲良く暮らしているが、仕事は時給950円のコールセンター勤務で、生活は楽にならない。

駿平の保育園の送り迎えに電動アシスト自転車を買おうと思っても高額ゆえ手を出せず、和美にいつも抜かされてしまう。ちなみに、メインのおかずはいつも卵焼きだ。

おまけに智子は融通のきかない、正義感の強い性格の持ち主で、理不尽な司令や業務には逆らってしまう。公平もそれは同じで、夫婦は同じ日に仕事を失うことに。

そんな中、彼女は自身の住む市の市議会議員の年収が950万円で、市議選の当選確率も8割なことを知り、反対を押し切って出馬を決意。しかし、すでに他の候補者たちは選挙戦を始めており、最初から遅れをとることに。

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■選挙戦も彼女らしく 篠原涼子の説得力がヤバい
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