いじめ報道で安易な「学校叩き」は危険? 『明日の約束』テーマにネット震撼
いじめ報道を鵜呑みにした安易なバッシングに警鐘?
■リアルすぎて現実とリンク?
『ガールズちゃんねる』でも、リアルすぎる内容に、現実の生活とリンクさせて考えるコメントが複数見られた。
・生徒さん自身、妄想が出るほどの心の病を持つこともあります。(中略)しかも病気だから本人に悪気はない。もちろん本当に学校に問題があるケースもありますが報道を鵜呑みにしてすぐ学校を叩くのは危険だと、このドラマが考えるきっかけになればいいけれど。
・私も同じ叩いて正義ぶってる人間だなーと思った。でも、いじめで自殺なんてニュースを聴けば知りたくなるのよね。
・吉岡くんの自殺の原因が他にあったとしても、(中略)やっぱりクラスの仲間をハブいて無視して心を傷付けたのは事実だからその事はしっかり受け止めて生きていってほしいなと思うんだよね。
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■いじめられた経験がある人は半数?
しらべぇ編集部は20代~60代の男女1,381人に「いじめられた経験」について調査したところ、約半数が「ある」と回答した。
当事者として、親として、さまざまな立場の人にとって身近な「いじめ」。だからこそ、たとえ「他人事」であっても怒りや悲しみを感じやすい。
そんな「感情移入」の危険性にまで踏み込んだ『明日の約束』。「謎の死」の核心に迫る、今後の展開が気になるところだ。
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(文/しらべぇドラマ班・星子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1,381名