毎朝見てる? 「『わろてんか』は様子見中」の朝ドラウォッチャーも
朝ドラは好きと嫌いの意見が、真っ二つに分かれている。
NHKで毎朝放送される「連続テレビ小説」は通称「朝ドラ」と呼ばれ、お茶の間の人たちに愛され続けているドラマ枠のひとつ。
しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,349名に「NHKの朝ドラをどう思うか」との調査を実施。朝ドラに対して、どのような印象を持っている人が多いのだろうか。
■朝ドラの評価は真っ二つに
「大好き」と「まあまあ好き」の合計よりも、「あまり好きではない」と「嫌い」を合わせた割合のほうがわずかに多くなっている。
しかし、両者の数字は拮抗しており、意見は真っ二つに分かれていると取れるだろう。
「そもそも放送時間には仕事で家にいないから、観たことがない。でも職場の先輩の数名は、録画してまで観ていて、朝ドラの話で盛り上がっていることも。全然、話についていけない」(20代・女性)
「親が好きでよく観ていて、出勤の準備をしている私にも声は聞こえてくる。正直、『朝から、うるさい』と思う」(30代・女性)
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■東京と大阪で作品の特色が変わる
朝ドラは15分という短い時間だが、月曜日から土曜日までの6日間連続して放送。それが半年に渡って続くのだから、観ている人もいい作品には愛着が生まれる。
「うちの母はいまだに『あさが来た』ロスで、たまに録画したのを観返している」(20代・女性)
朝ドラの制作は前期をNHK放送センター(AK)、後期をNHK大阪放送局(BK)が担当している。
「AKとBKで、特徴が変わる。私はBKのほうが好きだけど、どちらも当たり外れが激しいところがある」(40代・女性)
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■朝ドラ視聴がライフワークに
40代男性は、朝ドラを欠かさずに観ているという。
「朝ドラを観るのは、もはやライフワークになっています。世間的にも不評だった『純と愛』や『まれ』も、なんとか我慢をして観ましたし。
そんな微妙な作品もありますが、最近では『ひよっこ』がヒットでしたね。特別なことはなにもない主人公に、共感した人が多いのでしょう」
現在放送中の朝ドラに対しては、様子を見ているところだという。
「『わろてんか』は、ちょっと様子見な段階かな。これから、おもしろくなってくるかもしれないし。とはいえ、私はどう評価される作品でも、朝ドラウォッチャーとして最後まで観ます!」
朝ドラ出演がきっかけに人気に火がつき、ブレイクした俳優も多い。これからも新しいスターが、朝ドラから誕生していくことだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,349名 (有効回答数)