武井壮が予言 「パラアスリートが世界記録を塗り替える日は近い」

渋谷シティゲームで義足走者たちが世界最速に挑戦

2017/11/06 07:30

(左からジャリッド・ウォレス選手、リチャード・ブラウン選手、フェリックス・シュトレング選手、武井壮)

5日、渋谷で陸上世界最速に挑戦するレース「渋谷シティゲーム」が開催。ジャリッド・ウォレス選手、リチャード・ブラウン選手、フェリックス・シュトレング選手が参加。

ゲストとして武井壮(44)らが登壇。しらべぇ編集部も駆けつけた。

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■渋谷のストリートに現れたレースコース

「夜な夜な東京中をランニングしています。渋谷のこのファイヤー通りも庭です」と、都内はランニングコースだと豪語する武井。

今回のレースコースに関しては「街中でレースをするイベントは面白い。是非とも世界中のストリートで開催してほしい」と語った。

60m走の世界記録は6.39秒。3人の世界トップクラスのアスリートが挑戦したレースの結果、リチャード選手が7.14秒で1位入賞。

記録は破れなかったが、驚きの速さで駆け抜けていく姿にレースを見守る観客たちが思わず息を呑み、そして熱狂した。


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■武井壮、リチャードの走りに感服

武井は「このレースに自分も参加したかった」と悔しげ。「しかし、出走したとしても2位に入れたかどうか。リチャードは速い。今の俺だと敵わないかも」と続けた。

「でも現役時代なら決して負けませんけどね」と野獣の眼光。


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■パラアスリートたちの実力はどんどん向上中

「今まではパラアスリートは実力が劣ると思われがちだった。しかし、確実に健常者との差は無くなりつつある。パラアスリートたちの競技にも注目してほしい」と力強く語る武井。

「今回のようなイベントはどんどんやるべき。実際に走りを見れば感動する人は多いはず。パラアスリートの競技会場も満席になるようなスポーツ文化が育ってくれれば」と続けた。

義足アスリートの走りは、人間の無限の可能性を感じさせられる。そんな力強さがある。パラアスリートたちによるスポーツの感動を期待できそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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