そこまで落ち込まなくても…叱られ慣れていない人をどう思う?
ゆとり世代は打たれ弱い? 叱られ慣れていない人に関する調査を実施した結果…
よく、今の若い世代について、仕事のミスに対して注意を受けたことで深く落ち込んだり、アルバイトなどで怒られるとすぐに辞めてしまったりと、打たれ弱い人が増えていると言われている。
また、誰でも一度くらいは「自分は褒められて伸びるタイプだから」と話している人を見かけたことがあるだろう。
実際に、叱られ慣れていない人について、どのような印象を持っている人が多いのだろうか。
画像をもっと見る
■叱られ慣れてない人をどう思う?
しらべぇ編集部では、全国20~60代の男女1,354名を対象に、叱られ慣れていない人をどう思うか、調査を実施した。
結果、「共感する」は9.2%、「理解はできる」は39.4%の一方で、「違和感がある」と答えたのは36.2%、「おかしいと思う」は15.3%と、賛否ほぼ五分五分となっている。
男女別では割合に変化はなかったが、年代別では意識に大きな違いがあると判明した。
関連記事:本当は優しいとわかっていても… 冷たい印象の人とは会話しにくい理由とは
■20代と50代で最大の差
20代で「共感する」「理解はできる」を合わせると64.7%。しかし、年代が高くなるほど理解派は少なくなっており、50代男性では36.0%と、30ポイント近くも下がっている。
怒られるのが苦手な若者の中でも、人前で怒られたり、理不尽なことで怒られたりするのがツラいと思っている若者は多そうだ。叱る側の下手さも問題である。
また、調査結果から、自分だけが叱られ慣れていないと思えれば、気がラクになれる人もいるかもしれない。打たれ弱いことは特に恥ずかしいことではないはず。
メンタルがもっとタフになりたいと思っている人もいるだろうが、多くの経験を積んで、成長することが大切なのだろう。
・合わせて読みたい→落ち込みやすい人の割合は? 楽しいことさえネガティブに受け止める人まで
(文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)
対象:全国20代~60代の男女1,354名(有効回答数)