『民衆の敵』こども食堂を託児所扱い…リアルな内容に「考えさせられる」
高橋一生など豪華共演も話題の篠原涼子主演ドラマ『民衆の敵』。こども食堂をめぐるリアルなエピソードが展開されることに。
■リアルな内容に意見続々
今回の放送に対し、ネットでは「考えさせられる」「政治のバックアップが大事なんだな」「生々しい」など、さまざまな声が寄せられている。
https://twitter.com/vWxShmQfqhlJGvu/status/930053713246371841
第4話、こども食堂の挫折と復活、今回よかったと思う。地元商店街の復活を望む千葉雄大市議、票は投じたけどもう諦めていて店を開けた方が赤字になる商店街、こども食堂に大挙押しかける人々にウチは託児所ではないと怒る食堂のおばちゃん、生々しかったな。 #民衆の敵
— まっつー (@mattsu_u) November 13, 2017
子ども食堂の問題点をよく取材して的確についてますね。制度のバックアップがなければ続かない。制度はやはり大事。#民衆の敵
— こたつぬこ🌾野党系政治クラスタ (@sangituyama) November 13, 2017
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■「こども食堂」に携わる人のツイートも
中には、実際にこども食堂の運営に関わっているという人のツイートも。非常に考えさせられる内容だ。
子ども食堂をレストランみたいに使用する方、正直たくさんいます。「お茶はまだ?」「ご飯はまだ?」そう言う声も過去にありました。スタッフは全員ボランティアで、いつも人員が不足しているのも現状です。でもだからって、孤食の子だけ来てくださいなんて、私たちは言えません。#民衆の敵
— 西大寺のサイサイくん (@saisai_kds) November 13, 2017
誰が孤食で、誰が貧困で、、なんて見てわかるものではないし、そもそもどんな子でも来ていいよと言うコンセプトでやっているので、この活動とこの仕組みが、もっと色んな方に理解して頂けたらいいなと思っています。#民衆の敵
— 西大寺のサイサイくん (@saisai_kds) November 13, 2017
子ども食堂を毎月やっていて、毎度色んな課題がありますが、それでも本当にここを必要としてくれてる子達もいるので、やっぱりまだまだやめちゃいけないって思ってます。いつか子ども食堂が必要なくなるくらい、世の中が豊かになってほしい。そう願います。#民衆の敵
— 西大寺のサイサイくん (@saisai_kds) November 13, 2017
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■待たれる「待機児童問題」の解決
しらべぇ編集部では煎じる、全国20〜60代の男女1,354名を対象に「待機児童問題」に関する調査を実施。その結果、「待機児童問題が以前より改善している」と答えた人は11.1%にとどまり、「改善していない」と回答した人はその3倍を超え、4割に迫った。
市議会という世界を舞台にしているだけあって、題材も非常に身近な『民衆の敵』。簡単にいかないことばかりの中で、新人議員たちのさらなる活躍に期待したい。
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対象:全国20代~60代の男女1,354名(有効回答数)