被害者・真剣佑がクズすぎた『刑事ゆがみ』子供に優しい弓神に涙する人続出

元天才子役・神木隆之介と、今注目の天才子役・新井美羽が共演

2017/11/17 11:30


(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

浅野忠信演じる刑事・弓神適当と、神木隆之介演じる若手刑事・羽生虎夫のバディが絶妙な世界観を織りなし、ファンを増やしている『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。

16日、新田真剣佑、MEGUMI、注目の天才子役・新井美羽らがゲスト出演し、第6話が放送された。

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■悪いのは犯人なのか?

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総資産300億円という若きIT企業家・貝取勝平(新田真剣佑)が、刃物で刺された傷害事件を捜査する弓神(浅野忠信)や羽生(神木隆之介)ら、うきよ署強行犯係。

事件は、貝取が来週オープンさせる予定だったプラネタリウムで起きた。弓神と羽生は、意識を取り戻した貝取に会って話を聞くが、貝取は振り向いたらいきなり刺されたため、犯人の顔は見ていないという。

貝取がプラネタリムを訪れることをSNSに投稿していたことから、その行動は事前に公表されており、強引な企業買収を繰り返す貝取は、多くの人間から恨みを買っていて、容疑者に該当する人間は多数いた。

そのひとりが、望遠鏡メーカー『スタームーン』の創業者・星月亘(辻萬長)で、事件現場のプラネタリウムもこの会社が携わっていたが、貝取のせいで倒産。社長だった星月の息子・晃介(山中聡)は借金苦で自殺していたのだ。

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星月に話を聞くと、事件発生時刻は酒を飲んで寝ていたと証言。孫娘の光希(新井美羽)の話とも一致した。その際羽生は、モンスターを集めて遊ぶゲームアプリ『モンコレ』がきっかけで光希と仲良しに。その様子に菅能(稲森いずみ)は、羽生が光希に同情する気持ちから、星月への疑いを排除しようとしていることを注意する。

羽生は、貝取が『モンコレ』人気で急成長したテンドーカンパニーの買収も目論んでいたと知り、社長の天堂英里(MEGUMI)を疑うが、貝取の起業をバックアップした過去から、天堂は買収の噂を否定。

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その後、貝取は前言を翻し、犯人は星月だったと主張するも、任意の取り調べで星月が犯行を認めることはなく、物的証拠もなかった。

しかし、この星月を犯人と言い出したのは、貝取が真犯人をおびき出し、自らの手で陥れるための罠。じつは11歳という未成年・光希による犯行で、貝取の誘いに乗ってしまった光希は、羽生の目の前で再び貝取を刺す。

法的に罰せられないことから、貝取は犯行の様子を動画配信して社会的に抹殺ようと、天堂と共にプラネタリウムで待ち構えていたのだ。

『モンコレ』の「スタースワン」や光希の文集などから、弓神は事前に真犯人と貝取のこの行動を見抜き、ヒズミ(山本美月)の活躍で動画配信を阻止。子供の未来を断とうとした卑劣なやり方に対し、貝取の脱税書類をネットに掲載させ、逆に貝取を社会的に抹殺する。

第4話の「きれいな百合回」以上に被害者がクズキャラで、わずか11歳の少女が復讐のために傷害事件を起こすという、今回も切なすぎる事件だった。


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■真剣佑演じる貝取のクズっぷり

(画像提供:(C)フジテレビ『刑事ゆがみ』

非情な買収工作で成り上がった、新田真剣佑演じる貝取のクズっぷりがハンパなく、わずか11歳の少女を陥れようとする展開に、TLには被害者に対するコメントとは思えない、非難の声であふれた。

また、真剣佑は夏クールのドラマ『僕たちがやりました』(関西テレビ・フジテレビ系)で、序盤は鬼畜で残虐なキャラクターの市橋役を演じていたこともあり、市橋非難にスライドする人も。

そんな貝取の所業をヒズミのグッジョブで食い止め、逆に貝取のほうが「社会的に死亡」させられると、大喝采。

https://twitter.com/momosuke1978/status/931157591559827456

もちろん、ヒズミの活躍ぶりにも称賛が集まったが、

ヒズミの過去を思って、しみじみする人も。

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■負け犬くんとプライドよりみかんの弓神
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