「ものづくり日本一」の名古屋市 『ブラタモリ』が見つけたそのルーツは…
『ブラタモリ』(NHK)で、タモリ一行が「ものづくり」日本一の愛知県名古屋市を歩く。
18日(土)に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、第90回の舞台である愛知県名古屋市にタモリが訪れ、「ものづくり」が盛んな名古屋市の歴史を学んだ。
都道府県別の製造品出荷額では、ダントツで日本一を誇る愛知県は。日本一の記録はじつに38年続き、今や日本経済を支えている「ものづくり日本」の拠点だ。
■「ものづくり」拠点の名古屋市
名古屋港からは、年間130万台以上の車が輸出されている。番組冒頭では、テンポのいい車の積み込み作業を目の当たりにしたタモリが興奮。
また、江戸時代の木材加工技術をタモリが体験し、400年以上前から作られている「からくり人形」と触れ合った。名古屋市では、かつて織機の改良が重ねられ自動のものが誕生し、自動車メーカーはその技術の応用で生まれたとされている。
名古屋市を代表する産業は自動車だけでなく、鉄道や陶磁器産業なども盛んだ。タモリ一行は、かつて名古屋城の外堀を走った瀬戸電の廃線跡や、現在も使われている閘門など、名古屋市の「ものづくり」を支えた場所をめぐった。
関連記事:『ブラタモリ』案内人がタモリの高校の同級生だった 牧師モノマネ秘話も明らかに
■東山動植物園の前身は…
番組では、名古屋市の観光スポット・東山動植物園に、「ものづくり」の痕跡を見るためタモリが訪れた。視聴者からは、かつて東山動植物園が窯跡であったことに驚く声があがっている。
今日のブラタモリも面白くって興味深かったなぁ。
東山動植物園は子供の頃、よく遊びに行ったけど、窯があったとか全く知りませんでした。
お勉強させていただきました。
自分の知っている街をタモリさんがあるいて、剛くんのナレーション
幸せな時間をありがとうございました😊— CHITOSE (@CHITOSE0821244) November 18, 2017
名古屋編三たびも面白かった。タモさんちゃんとお堀線のガントレット跡も見せてもらえたかな。東山動植物園で窯跡が見られるとは知らなかったので今度行ってこよう。 #ブラタモリ
— 新井あずき (@busaik) November 18, 2017
今日のブラタモリ面白いな~。東山動植物園の中に古墳時代の登り窯跡があるなんて知らなかったわ。
— じみーはんですやん (@matsukuri) November 18, 2017
東山古窯は初めて知りました。学校でも習わなかった気がする。#ブラタモリ
— じょみゅたん (@joejoe_yyy) November 18, 2017
関連記事:タモリがロケ中に偶然口ずさんだ「サロマ湖の歌」 作曲者は朝ドラ主人公モデルだった
■名古屋には観光する場所がない?
しらべぇ編集部では、20代~60代の男女1,371人に「名古屋には観光する場所がないと思うか」について調査した。
すると、60代男性が一番「観光する場所がない」と回答。逆に30代男性が12.6%と、男女年代別に見ても「観光地がある」と回答していることがわかった。
名古屋市には、番組で紹介された東山動植物園や名古屋城、名古屋港など、愛知県を「ものづくり」で日本一に導いた歴史ある観光スポットも存在。
今回の『ブラタモリ』の放送で名古屋市に興味を持った人々には、ぜひ番組で紹介された観光地以外にも訪れてみてほしい。
(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子)
対象:全国20代~60代の男女1,371名