林先生が『初耳学』で人間関係に対する持論を展開 「子供にもドライな関係を教えたほうがいい」

林先生が語る小中学生の人間関係

2017/11/20 07:30

林修

19日に放送された、TBS系バラエティ番組『林先生が驚く初耳学』では、『PRESIDENT Online』に掲載された、「小中学校の友人なんてクソみたいなもの」という記事がテーマに。

番組で語られた、林先生の持論が賛否両論を巻き起こしている。



 

■人生は長いストーリー

社会進出したことで、小中学生の友人と会う機会が減ったというひとはかなり多そうだ。しかし、それでも「クソみたいなもの」という表現はいささか乱暴だと感じている人もいるだろう。林氏は記事に共感した理由を語った。

「あの記事は、学校のいじめ問題がメインテーマになっている。友達関係の悩みで不登校や自殺する場合があるならば、その友達は、大人になったら一年に一回も会わない人たち。


人生は長いストーリー、そこには、その人しかいなくても次のシーンに移ったら別の人がいる。子供はそれに気が付きにくい」


子供が気がつきにくいからこそ、大人に伝えてほしいというメッセージが込められているようだ。


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■本当に大切な人だけを大切に

社会人になると友人よりも会社などで仕事上の付き合いが多くなる。そんな中、林先生はドライな人間関係を子供に習得させることを推奨した。その理由を林氏は、

「社会に出たら、ドロドロの関係はまずい。ドライな関係の中で共通の目的に向かうチームになればいい。だから、大人になったらドライな関係でやっていくのだから、今もドライに考えていいよ」


と語る。無理に仲のいい友達を作らなくても先を見据えれば問題ないと考えているようだ。さらに、「本当に大切な人だけ大切にすればきっと幸せになれる」と、人間関係に苦しんでいる子供たちにメッセージを送った。


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■ネットでは賛否両論

これに対し、視聴者の反応は賛否が別れている。

https://twitter.com/yayoi_asami/status/932243767494565888


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■数年ぶりの連絡は警戒する?

しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,336名を対象に「数年ぶりに『会おうよ!』と連絡がきたらどう思うか」を調査したところ、じつに全体の47.1%は「警戒してしまう」と回答したのだ。

とくに若い人ほどその傾向がみられる。

50代男性、60代男女は3割程度と下がるのだが、それ以外ではほぼ5割越え。中でも40代女性は6割に迫る勢いだ。

小中学生の段階でドライな人間関係を作ることは難しいだろう。しかし、林先生が言うように本当に大切な人だけを大切にし、ドライな人間関係を作ることが、「いじめ」を無くす第一歩かもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部 イラスト/ミキシマ))

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年4月21日~2017年4月24日
対象:全国20代~60代の男女1,336名(有効回答数)

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