『ブラタモリ』が岐阜を紹介 案内役となった「渋すぎる声の外国人」に注目集まる

『ブラタモリ』(NHK)で、タモリ一行が、織田信長の城下町として知られる岐阜県岐阜市に訪れた。

2017/12/03 06:30

タモリ
(写真提供:JP News)

2日に放送された『ブラタモリ』(NHK)、タモリ一行は岐阜市を訪れた。岐阜市は、織田信長が天下統一への第一歩として拠点を置いた地。「岐阜」という地名は、中国の「岐山」にちなんで信長が名づけたとされている。



 

■岐阜から見える信長の平和主義?

織田信長というと、「天下布武」という言葉や敵対勢力への苛烈な対応などから、武力や戦のイメージが強い。しかし、今回の番組は意外にも「信長が夢見た平和」を解き明かすというテーマだった。

タモリ一行は、金華山の山頂にある岐阜城を訪問。岐阜城は、信長が無用な戦いを避けるため、金華山全体を巨大な要塞にみせる城づくりをしたとしてできた城だという。

岐阜を代表する工芸品として知られる「美濃和紙」も、信長が平和外交のため使用していたとされ、タモリたちも和紙を使った工芸品「岐阜うちわ」作りを体験。

しかし、それ以上に視聴者が興味を示したのは、岐阜の案内役が「外国人だった」ことのようだ。


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■「クリス・グレン」って?

今回、岐阜を案内したのは、オーストラリア出身で名古屋在住のラジオDJ、クリス・グレン。日本在住歴は30年近く、趣味は城巡りや戦国時代の研究。城にまつわる本を出版するほどの詳しさだ。


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■視聴者からは好感

「外国人が案内役を務めていることが不思議」との声や、「いい声!」などといった反応があがっている。

https://twitter.com/calpisu_33/status/936915691420057601

https://twitter.com/Yatesen_nagano/status/936921568084606976


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■日本人は「外国人の日本好き」が好き?

日本に旅行に来た外国人を取材するような番組も人気だが、日本人は「海外からの評価」を素直に喜ぶ傾向があるのかもしれない。

たとえば、しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,343名を対象に調査したところ、「海外での和食ブームが嬉しい」と感じる人は6割を超えている。

今回の放送で、岐阜や戦国時代への深い造詣と渋い声で注目を集めたクリス。外国からの目で再発見される日本や地域の魅力も、今一度見直したい。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年7月14日~2017年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,343名(有効回答数)

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