堺雅人、下積み時代の極貧生活を告白 強迫観念から食べていたものとは…
『行列のできる法律相談所』に出演した堺雅人が、過去の極貧生活を語った。
シリアスな役柄やコミカルな役柄まで、幅広い演技をこなす俳優・堺雅人(44)。今でこそさまざまな作品に引っ張りだこの売れっ子俳優だが、かつては極貧生活を送っていたこともあるという。
10日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で明かしたエピソードが話題になっている。
■志望校への不合格が運命に
高校時代は、国立大学へ通って公務員になろうと考えていた堺。しかし、今でも台本に数字が出るとひらがなに置き換えるほどの、大の数学嫌いであることから、大学受験のときには数学の答案用紙の裏へ勝手に小論文を書いてしまい、不合格になったという。
その後、記念受験で合格した早稲田大学に進学。演劇の世界にどっぷり浸かることになった堺は劇団に所属し、大学を中退して役者一本で生きていくことを選んだようだ。
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■道端に咲いているタンポポを…
しかしそこからの道は決して甘くなかった。「バイトしないで食べていけるようになったのは30歳になってから」と語った堺は、貧しい生活を経験したことを明かした。それでも「野菜は食べなきゃ」という強迫観念から、道端に咲いているタンポポを食べていた時期もあったという。
このエピソードにスタジオは驚愕。「つらくて『ヤメたい』とかなかったんですか?」と質問が寄せられたが、堺は「ちょこちょこ自己満足を与えてくれるようなステージがそれぞれにあったのかも」と分析し、ずっと浮かれながら仕事を続けていたと明かした。