『コウノドリ』奇跡と感動の最終話 「大団円のラスト」にファンは嘆き…?
ドラマ『コウノドリ』がついに最終回! 大団円のラストに嘆くファンも…?
妊産婦を取り巻く様々な問題を丁寧に描き、医師たちが「チーム」で患者に寄り添うTBS系医療ドラマ『コウノドリ』。
22日放送の最終話では、出生前診断でダウン症と診断された子を産む決断をした高山透子(初音映莉子)の揺れ動く心情や、出産を控えた小松(吉田羊)の同期の助産師・武田(須藤理彩)が出産を迎えチームで「奇跡」と向き合う。
また、ペルソナメンバーたちがそれぞれの行く道を決断し、別れも…。
■『オランダへようこそ』透子の決心
一度は諦めることも考えたが、ダウン症候群と診断された子を産む決断をした透子。しかし、日々現実味を帯るダウン症児育児への不安から、夫婦でぶつかることも。
そんな中、彼女の気持ちに寄り添う新生児科医の今橋(大森南朋)は、ダウン症児の母であるエミリー・パール・キングスレー氏が1987年に書いた『オランダへようこそ』という詩を紹介。
また、6歳のダウン症の男の子を育てる木村弓枝(奥山佳恵)らとの交流により、少しずつ気持ちが前向きになっていく。
一方、父の訃報を受け能登へ戻っていた産科医の四宮(星野源)は、生まれ故郷で「分娩ができなくなった」現実に直面し思い悩んでいた。
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■チームで起こす奇跡、そして別れ…
そんな中、武田のお産が始まる。順調とみられたお産だったが、帝王切開に切り替えられ、無事に赤ちゃんは産まれたものの、「子宮型羊水塞栓症」により出血が止まらず、一時心停止に…。
下屋医師(松岡茉優)をはじめとする救命科も加わり、チーム一丸となって処置が行われた結果子宮を全摘出となるも、武田は一命を取り留めた。
その後、四宮はサクラ(綾野剛)と小松にペルソナを辞め、能登で父の後を継ぐことを告白。すると小松も「お母さんをケアできる場所」を作るため、ペルソナを辞めると打ち明けた。
サクラは、ペルソナに残ることを決断。やがて勉強のため小児循環器科のある病院へ移る白川(坂口健太郎)もペルソナを去り、研修時代から苦楽を共にした同期の下屋は、白川の背中を見送りながらこっそり涙を流した。