『陸王』今夜最終回! 2時間のダイジェスト編には新撮サイドストーリーも
多くの人の胸を熱くさせた池井戸潤原作ドラマ『陸王』も今夜で最終回! 御園(松岡修造)の思惑は? 茂木(竹内涼真)は無事毛塚(佐野岳)に勝利できるのか?
今夜21時から、TBS系ドラマ『日曜劇場 陸王』の最終話が放送される。
キャストの熱演や安定感のあるストーリー、大規模な駅伝シーンロケなどさまざまな点で話題を呼んだ本作。最終話の見どころをチェックしていこう。
■これまでの『陸王』
本作は埼玉県行田市で100年以上続きながらも倒産の危機に瀕している足袋業者「こはぜ屋」が、復活をかけてオリジナルランニングシューズ「陸王」の開発に挑む物語。主人公の宮沢紘一を役所広司が演じている。
まったくノウハウのない状態からスタートした足袋作りは、正岡あけみ(阿川佐和子)ら職人の技術と、飯山(寺尾聰)が開発した特殊素材「シルクレイ」のソールへの導入で、少しずつ理想に近づいていく。
宮沢の熱意は周囲に波及し、シューフィッターの村野(市川右團次)や埼玉中央銀行行田支店の銀行員・大橋(馬場徹)など、当初はライバル企業にいたり、敵対関係にあった人物も巻き込んでいくことに。
しかし、「タチバナラッセル」に裏切られ、アトランティス社にアッパー素材を奪われるという新たな苦難も。さらに頼みの綱であった「シルクレイ製造機」が故障し、1億円が必要になるが銀行に追加融資を断られる。
そんな中、御園(松岡修造)率いる「フェリックス社」が「こはぜ屋」の買収に名乗りをあげる。それに対し宮沢は買収を断り、業務提携を提案。その申し出を御園は却下した。
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■茂木が「陸王」で走ってくれるのか?
最終回のあらすじを見ていくと……
シルクレイを手に入れるために「こはぜ屋」買収をもくろむフェリックスの御園社長だったが、宮沢から業務提携を提案されたことで両者は袂を分かつ。
こはぜ屋の窮地は変わらないまま、大地(山﨑賢人)や飯山(寺尾聰)たちは、また一からシルクレイの売り込み先を探し、興味を持ってくれそうな企業を駆け回っていた。 一方、茂木選手(竹内涼真)は、再びアトランティスのサポート選手となり、RIIを履くことを決意。
念願の豊橋国際マラソンに出場することが決定していた。そんな茂木へ大地と村野(市川右團次)は、「ずっと茂木選手を応援している証に…」と最後の一足となった陸王を渡したいと、ダイワ食品の城戸監督(音尾琢真)に掛け合うが、城戸は茂木を悩ませるだけだと一蹴する。
茂木に自分たちの想いを届けることもできず、陸王開発再開のメドも立たず、八方ふさがりのこはぜ屋だったが、そんなある日、御園から宮沢へある提案が投げかけられる。一体、その提案とは!?(公式サイトより)
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■新撮サイドストーリー含む総集編も放送!
なお、これまで『陸王』を観ていなかったという人に朗報。21時から始まる最終回の直前、午後19時から2時間のダイジェスト編が放送されるのだ。
しかも、新たに撮影されたサイドストーリーも、その中に加えられていると言う。また、本編も25分拡大での放送だ。
クリスマスイブを盛り上げてくれること間違いなしの最終回。最後まで見届けたい。
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(文/しらべぇドラマ・Sirabee編集部)